[3.15 ルヴァン杯GL第1節 広島0-0甲府 Eスタ]

 ルヴァン杯が15日に各地で開幕した。エディオンスタジアム広島では、B組のサンフレッチェ広島とヴァンフォーレ甲府が対戦。互いに決め手を欠いてスコアレスドローに終わり、今季の公式戦初勝利はお預けとなった。

 両チームとも直近のリーグ戦から大幅にスタメンを入れ替えて臨んだ。広島はDF丸谷拓也を除く10人、甲府は11人全員を変更。また、今季より21歳以下の選手を1名以上先発に含める規定ができたことで、広島はMF長沼洋一(19)、MF森島司(19)、MF高橋壮也(21)の3人を起用し、甲府は190cmの長身MF熊谷駿(20)を前線に据えた。

 広島、甲府ともに最終ラインから丁寧にボールをつないで攻撃を組み立てたが、アタッキングサードに運んでからのパス精度を欠き、チャンスの生まれにくい展開となった。

 広島は前半6分にMFアンデルソン・ロペスが高い位置でボールを奪い、この試合のオープニングシュートを放つも、GK河田晃兵がセーブ。同21分には甲府に好機が訪れる。FW河本明人がゴールに背を向けて浮き球のパスを受け、胸トラップから前方に流すと、2列目からPA内に走り込んだMF保坂一成が右足でシュート。だが、GK廣永遼太郎に至近距離でストップされた。

 広島は前半35分に左CKを獲得し、キッカーの森島がショートコーナーを選択。フリーで受けたMF稲垣祥が敵陣左寄りから右足を振り抜くも、古巣のゴールを襲ったシュートはGK河田に弾き出され、前半はスコアレスで終了した。

 後半は立ち上がりから広島が相手の両サイドをうまく突き、好機を創出。後半3分、高橋の左クロスにニアのMF宮吉拓実が飛び込むが、ヘディングシュートは枠を外れる。同9分にアンデルソン・ロペスが左足で放ったロングシュートも枠内に飛ばず、同12分にはPA手前中央の密集でDF野上結貴からのパスを受けた森島が左足で狙うが、シュートに力がなく、GK河田にキャッチされた。

 広島は後半15分、稲垣に代えてDF千葉和彦を投入。3バックの中央を務めていた丸谷がボランチに上がり、千葉がそのまま最終ラインの中央に入った。一方の甲府も同25分に保坂を下げ、今季の公式戦初出場となるMF森晃太(19)をピッチへ送り込んだ。

 しかし、選手交代後も互いに流れを変えられずにいると、広島は後半30分に宮吉に代えてキャプテンのMF青山敏弘を投入。ボランチだった森島をシャドーに配置転換し、前線に変化をつける。甲府も同37分に熊谷との交代でFW堀米勇輝をピッチへ。守備に重心を置きつつ、フレッシュな堀米を生かしてワンチャンスを狙った。

 すると甲府は後半42分、PA内右で仕掛けた森がカットインから左足でシュート。だが、体を投げ出してブロックに行った野上に当たり、枠をとらえられず。押し気味に進めながらも最後のひと押しが足りない広島は、同42分に森島を下げてMFフェリペ・シウバを投入したが、思うように攻撃が噛み合わず、スコアレスのままタイムアップの笛を聞いた。


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