パートナーがわかってくれないとき、試してみたい伝え方

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「うちの人は、言っても聞いてくれないんです。だから割り切って生活してます」

「付き合いが長かったり結婚すると、男って手を抜くんですよ」

これまで5,400件以上の恋愛相談を受けている筆者は、このような相談もよくいただきます。しかし話を詳しく聞いてみると、彼女たちのパートナーはそれなりの覚悟を持ってお付き合いや結婚をしていることがほとんど。女性の働きかけ次第では、いくらでも彼女の望みを叶えてあげたいと思っているのです。むしろ、彼女たちが彼らの愛に気づいていないくらいです!

ただ、お互いの愛に気づくには、彼らの愛に気づくと同時に“女性がどんな伝え方をするか”がかなり重要になってくるのです。今回のコラムでは、パートナーに伝わりやすいお願いの仕方についてご紹介したいと思います。

1:寂しさや悲しさなどの感情をにじませながら伝える

多くの男性は、女心をわかっていないもの。そのため、彼女を愛していても時にこちらの気分を害する行動や言動をしてしまいがちなんです。

例えば、仕事ばかりで夫が構ってくれないとしましょう。夫としては、仕事でお金を稼ぐことが家族を幸せにすることだと思っているので、そこに愛はあるわけです。

このような場合は、「飲み会が多すぎるんじゃない?」というのはNGでしょう。だけど「あなたが好きだから、一緒に過ごせないことが寂しい」といえば、気持ちが伝わるはずです。

一般的な方法ですが、意外と試してる人は少ないもの。多少本気モードでやらないと照れ臭いですが、相手の心に届いた場合、非常に効果的です。

2:真面目な文体で書いたメールを送る

1の応用編です。直接伝えるのが苦手な場合はメールで伝えてみましょう。普段書かないような真面目な文体で相手に理解してもらいたいことを伝えると、受け取った側は新鮮な緊張感で読み、内容を理解しやすくなります。

3:暗闇の中で伝える

目の前が真っ暗であれば伝える側の羞恥心は消え、聞く側も無意識に声に敏感になるため言葉が心に届きやすくなります。なによりお互いの表情から読み取れる相手の気持ちに敏感にならずに済むので、内容を伝えやすいのです。

暗闇は、ベッドインのときや夜のドライブのパーキングなんかがいいですよ。

どんな伝え方をするにしても「普通、こうするのが当たり前!」という伝え方では、ケンカになるか、男性が口を閉ざしてしまうだけ。あくまで“あなたがどんな気持ちでいるか”という伝え方をするのがベストです。

伝えたあと、彼が「なぜそんなことを気にするんだ?」などグダグダ言う場合もありますが、それは男性にとって“ただいま考え中”のサイン。そこであなたが反論せず、いい意味で放置する方が、彼が変わってくれやすくなりますよ!

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※ Rock and Wasp / Shutterstock

【筆者略歴】

橘つぐみ

恋愛コンサルタント。つぐみ恋愛相談所代表。テクニックだけでなく、ポンポンッとうまくいく雰囲気も教えるコンサルや勉強会が人気。著書は『野性の勘で恋せよ乙女!(講談社)』、『最終彼氏の見つけ方(大和出版)』他。2児の母。