車の「パワーウインドー」で大根がバッサリ!JAFの検証実験が衝撃的

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パワーウインドー」は大根を簡単に切るほどの力を持っているという、衝撃的な検証結果が明らかになった。

JAFが「挟み込み」の危険性を検証

JAFは15日、車の「パワーウインドーの挟み込みの危険性」を検証した結果を公開した。

「JAF」プレスリリース

軽自動車とセダン、ミニバンの3台で「パワーウインドーの閉まる力」等を検証した結果、閉まる力は車種によって大きく異なり、車種によっては「挟み込み防止機能」が全ての窓に付いていないことが判明。

「JAF」Press release

次に、「閉まりかけた窓を手で止められるか」を検証したところ、8歳は両手を使っても止められず、30代女性も片手では止められないという結果に。

「JAF」Press release

50代男性は片手でも止めることができたが、止めるのに精いっぱいで「下げる」ことはできないことが判明した。

「大根」や「ゴボウ」が簡単に切れる

さらに、軽自動車とミニバンで「パワーウインドー」の締まる力を大根やゴボウを使ってテストしたところ、簡単に切れた。

「JAF」News release

大きな力が加わっていることが明らかになった。

「パワーウインドー」の事故が相次ぐ

JAFが検証実験を行ったのは、パワーウインドーに関する乳幼児の事故が多発しているからだ。

昨年11月、スーパーマーケットの駐車場で2歳男児がパワーウインドーに首を挟まれて心肺停止に陥った。

2010年には静岡県の駐車場で、保育士が目を離した隙に預かっていた幼児が首を挟まれ重症に。

他にも、パワーウインドーに挟まれて子供が指を切断する事件や、7歳男児が首を挟まれて意識不明の重体になるなど、痛ましい事故が多く発生している。

「安全確認」や「声かけ」で事故を予防

パワーウインドーによる事故を防ぐためには、どのようなことに気を付ければいいのだろうか?

JAFは次のように呼びかけている。

子どもを乗せる際には十分注意が必要です。また、ドライバーは助手席や後席の窓を閉める際には、十分安全を確認し、「窓を閉めるよ」などと一声かけることも大切です。

「JAF」ニュースーより引用

政府広報オンラインもパワーウインドーによる事故の大半が大人の不注意によるものだとして、「声をかけて」と案内。

「政府広報オンライン」リーフレット

また、チャイルドシートに座らせておけば窓やシフトレバーに届くことがないので、「子どもをチャイルドシートに正しく座らせること」も大切。

「JAF」Press Release

加えて、子どもが操作しないように「パワーウインドーのロック機能」を使うことや、「子どもだけを車内に残さないこと」なども予防のポイントだという。