15日、オーストラリアのビショップ外相がこのほど、シンガポールでの演説で、「非民主的な中国は地域のリーダーにふさわしくない」などと発言したと報じられ、中国で反発が強まっている。写真は天安門。

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2017年3月15日、オーストラリアのビショップ外相がこのほど、シンガポールでの演説で、「中国は民主主義を受け入れなければ、その潜在力を十分に発揮することは永遠に不可能だ」「非民主的な中国は地域のリーダーにふさわしくない」などと発言したと報じられ、中国で反発が強まっている。環球時報が伝えた。

豪有力紙オーストラリアンによると、ビショップ外相は「中国などの非民主国は現在の制度でも繁栄可能だ。だが私たちの優先順位の本質的な柱は民主的なコミュニティーだ」「中国はインフラ建設と経済協力を通じて東南アジア諸国連合(ASEAN)の国々を個別に攻略している」「ASEANは地域的基準の保護者の一人として、異なる考え方や行動をとる可能性のある国に対し、共同外交的圧力の形で発揮できる道徳的力を過小評価すべきではない」などと述べた。

中国の広東国際戦略研究院・周辺戦略研究センターの周方銀(ジョウ・ファンイン)主任は環球時報の取材に対し、「中国国内の事情についてオーストラリアに口出しされるいわれはない」と反発。中国外交部傘下の専門研究機関である中国国際問題研究院の王震宇(ワン・ジェンユー)副研究員も、オーストラリアン・フィナンシャル・レビュー紙に対し、「この傲慢な名指し非難は東アジアのやり方ではない。オーストラリアはまだアジアの世紀への道を学ぶことができていない」と指摘している。(翻訳・編集/柳川)