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日立ソリューションズ・クリエイトは3月15日、同社の「モバイルスクエア・プラス」ソリューション群に、タブレットやスマートフォンなどのスマートデバイスと血圧計などの医療器具をBluetoothで接続し、健康状態に関連するデータを手軽に収集できる「健康管理支援ソリューション」を追加し、販売を開始した。

モバイルスクエア・プラスは「Any things+モバイル」のコンセプトのもと、自社の強みであるモバイルミドルウェア技術とモバイルセキュリティ技術を活かし、「業務システムにモバイルをプラス」「製品にモバイルをプラス」「モノにモバイルをプラス」を実現するソリューション群。

近年、高齢化により、国民医療費の削減手段の1つに「予防医学:病気を未然に防ぐ」が取り上げられており、地域住民や従業員の健康に配慮している自治体や企業が増えつつあるという。このような中で健康管理支援ソリューションは、スマートデバイスを用いた日々の健康状況の把握のために、血圧計などのバイタルデータや問診情報を手軽に収集する機能を提供するとしている。

HDP(Health Device Profile:医療器具との接続を目的としたBluetoothのプロファイル)に準拠した医療器具であれば、スマートデバイス側に専用アプリを開発しなくても接続・データ収集が可能になるため、健康管理を目的にまずは情報を手軽に入手したいという企業・自治体を支援することができるという。

特徴として、スマートデバイス側に専用のアプリを開発しなくても、血圧計などの医療機器と接続が可能なほか、血圧測定画面や問診入力画面は利用者の運用に合わせた最適な画面を、HTMLで容易に作成でき、血圧情報や問診入力情報はサーバ側に送信するとスマートデバイス側からはすべて削除されるため、万が一端末を紛失した場合でも、機微な情報の漏えいの抑止を可能としている。

なお、新ソリューションの基盤となる技術は、旭機工が自社の強みである自治体と連携した地域コミュニティ支援で開発した「見守りきずなシステム」に採用されており、福島県葛尾村に導入されている。そのため、新ソリューションは葛尾村、旭機工および日立ソリューションズ・クリエイトの協創事例のノウハウをもとに開発している。

同社では、今後も訪問介護や服薬指導、食事指導などの分野におけるスマートフォン・タブレットの活用を支援していくため、サービスメニューの拡充を進めていく方針だ。価格は個別見積もり、提供開始予定日は5月8日、販売目標は関連事業を含め、今後3年間で売り上げ2億円を目指す。

(岩井 健太)