背中が痛い! 原因と症状|1日5分でできるセルフケア

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運動後の筋肉痛や肩こりによって、背中の痛みを感じることはありませんか? マッサージに行くことも解消法の一つかもしれませんが、ときに「心身の病気のサイン」として背中の痛みが現れることもあります。危険な痛みなのかを見分けられるよう、「背中が痛い」と感じた時の原因と症状、セルフケア方法を紹介します。

目次

「背中が痛い」の原因とは?「背中が痛い」と感じるメカニズムとは?「背中が痛い」ときでも、ぐっすり眠る方法「背中が痛い」から考えられる病気とは?「背中が痛い」ときのセルフケア「背中が痛い」を防ぐ方法「背中が痛い」ときの受診先と治療法

 

「背中が痛い」の原因とは?

「背中が痛い」の原因とは?

「背中が痛い」といっても、その原因はさまざま。まずは、「どんな原因で背中が痛くなるのか」をご紹介します。

肩こりによる痛み

背中の痛みとして最も多いパターンが、肩こりによるものです。「肩こり」と聞くと、痛みも肩だけに現れると考えてしまいますが、実は肩こりは、首・肩・背中の筋肉疲労のことを指します。首から背中にかけての筋肉が緊張した状態が続くと、血行が悪くなり、筋肉に酸素が行き渡らなくなります。すると、乳酸をはじめとする疲労物質が増えて筋肉に炎症が発生します。この炎症によって、肩だけでなく首や背中にも痛みが現れます。

骨格のゆがみによる痛み

姿勢の悪さや病気、ケガなどによる骨格のゆがみも、背中が痛む原因です。ゆがみによって、首や肩、背中の左右どちらかに負担がかかると、筋肉疲労を引き起こして痛みが現れます。

病気による痛み

身体の異常によって、背中に痛みが生じることもあります。「椎間板ヘルニア」などのほか、「心筋梗塞」や「狭心症」、「その他の内臓疾患」、「がん」、「感染症」など、背中以外に異常がある場合でも背中が痛むことがあります。

加齢による痛み

加齢によって、背中に痛みが出てくることも少なくありません。その理由は、加齢にともない筋力が低下して血行が悪化し、肩こりが起こりやすくなるためです。また、椎間板(ついかんばん)(※)の水分が失われて、弾力がなくなり、衝撃に弱くなることで、痛みが出ることもあります。
 
※椎間板…脊椎(せきつい)を形成する24個の「椎骨(ついこつ)」の間にあり、頭の重さを支え、脚からの衝撃を吸収するクッションの役割を果たす。

更年期障害による痛み

女性の閉経前後に、女性ホルモンのバランスが崩れてさまざまな不調が現れる「更年期障害」の症状として、背中に痛みが現れることがあります。ホルモンバランスが崩れると、体温調整や呼吸などをつかさどる自律神経の働きが乱れます。自律神経は血流とも関連性が高く、血流が悪化して筋肉に疲労がたまり、間接的に肩こりや痛みを引き起こします。

筋肉疲労による痛み

過度な運動などによって、疲労した背中の筋肉に痛みが現れます。背中に無理な負荷がかかるような動作を行うと、急に背中が痛くなることもあります。

「背中が痛い」と感じるメカニズムとは?

「背中が痛い」と感じるメカニズムとは?

「背中が痛い」という症状の原因を紹介したところで、次にどんな仕組みで背中の痛みが発生しているのかをご紹介します。

背中の痛みを引き起こす、筋肉疲労と血行障害

背中の痛みは、筋肉疲労と血行障害によって起こります。筋肉はブドウ糖を燃焼させることでエネルギーを得ていますが、燃焼させるためには酸素を必要とします。酸素は血液に乗って運ばれてくるため、血流が滞ると供給される酸素が不足し、燃焼できなかったブドウ糖が残ります。
 
残ったブドウ糖は、乳酸に代表される疲労物質(老廃物質)になって筋肉の中に蓄積され、やがて痛みを引き起こします。
 
また、筋肉疲労によって、筋肉を構成している「筋繊維」がふくらみ、筋肉の間を走っている血管を圧迫します。それによって血行が悪くなり、酸素の供給はさらに不足し、ますます疲労物質がたまっていく…という悪循環に陥ってしまいます。

背中が痛くなりやすいのはこんな人

では、どんな人が、背中の痛みを引き起こしやすいのでしょうか。以下のように、日常生活の中でも、背中の痛みを引き起こす要因があります。

姿勢が悪い人

正しい姿勢のときは脊椎が頭部をしっかり支えてくれますが、猫背になっていると、背骨が頭の重みをうまく支えられません。首の筋肉に負担がかかり、筋肉疲労を起こしやすくなります。また、どちらかの足に重心をかけて立つことが多かったり、肩掛けのカバンをいつも同じ肩にかけていたりする人も、肩がこりやすく、背中の痛みの原因になります。
 
また、椅子に座るときに浅く腰掛ける、頬杖をつく、脚を組むといったクセがある人は、首から背中にかけての筋肉に負担がかかり、筋肉疲労を起こしやすくなります。

運動不足の人

運動不足は、首や肩を動かす機会を減らすことになり、血行の滞りや筋肉のこわばり、また、こりや痛みを引き起こしやすくなります。運動量の少ない人は、筋肉量が減って筋肉にかかる負担が増え、肩こりが起こりやすくなってしまいます。

ストレスがたまっている人

長期間にわたってストレスにさらされたり、精神的な緊張が続いたりすると、自律神経が乱れ、筋肉が緊張して血行が悪くなり、こりや痛みを引き起こします。慢性的な肩こりに悩み、マッサージなどでもなかなか治らないという場合、ストレスが原因になっている可能性が考えられます。
 
ここまで挙げた原因は、現代人には当てはまりやすい項目ばかり。ということは、背中の痛みはそれだけ身近なものということでもあります。今は背中の痛みを感じていなくても、上記に当てはまる人は注意しておきましょう。

背中が痛いときでも、ぐっすり眠る方法

背中が痛いときでも、ぐっすり眠る方法

質のよい睡眠がとれれば、筋肉の疲労を取り除き、ストレスを解消できます。しかし、そもそも背中が痛くて、満足に眠れないという悩みを抱える人もいます。そこで、痛みを緩和しながら、睡眠の質を高めるためのポイントをご紹介します。

背中が痛まない寝姿勢

背中に最も負担が少ない姿勢は、「仰向け」です。仰向けは、体重が全身に均等に分散されやすく、血流を妨げにくい姿勢です。
 
逆に「うつ伏せ」は、首を左右どちらかに曲げることになってしまうため、筋肉がねじれて負担がかかり、肩こりにつながりやすい姿勢です。また、うつ伏せは、お腹が床につくことで身体が反った状態になってしまうので、背中や首の筋肉が圧迫され、血行不良につながります。
 
理想は仰向けで眠ることですが、妊娠中など、仰向けで寝づらい場合は横向きでも構いません。その場合、膝を軽く曲げ、仰向け時よりも少し高めの枕を使い、身体への負担を軽減しましょう。

寝具の選び方

脊椎は本来、緩やかなS字カーブを描いている部位です。背中の痛みを防ぐためには、S字カーブを保った姿勢で睡眠をとる必要があります。この姿勢をキープするためにポイントとなるのが、寝具の選び方です。

マットレスや敷布団の選び方

身体を支えるマットレスや敷布団は、柔らかすぎないものを選びましょう。身体が沈むほど柔らかいと、腰の部分が沈んで腰が伸びた状態になってしまい、S字カーブを保つことができません。
 
寝返りは眠っている間に滞留している血液を循環させるために必要な動きですが、沈み込みすぎる布団や、重い掛け布団では寝返りを打ちづらくなります。血流を滞らせる原因となるので、注意しましょう。

枕の選び方

起きたとき、首が痛かったり、肩こりを感じたりするのは、枕の高さが合っていない可能性があります。枕は、頭を乗せるというより、首を支えるものです。仰向けになったときにできる首の下のすき間を埋め、しっかり支えてくれるものを選びましょう。

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自律神経を整える

先述のように、ストレスによって自律神経が乱れ、血行が悪化し、こりや痛みが引き起こされている人もいます。自律神経が乱れた状態では、良質な睡眠をとるどころか、なかなか眠れないことも。
 
そこで、簡単に実践できる、自律神経の整え方をご紹介します。

ゆっくり呼吸

眠る前に20分間、ゆっくりと呼吸を行う方法です。実験では、不眠症に悩んでいた人の入眠時間、夜中に目覚める回数、一度目が覚めてから再び寝つくまでの時間が減少したという結果もあります。
 
方法は、1分間に10回未満のペースで、ゆっくり息を吸って、ゆっくり吐き出すだけ。交感神経を鎮め、副交感神経を優位な状態にしてリラックスした状態に導いてくれます。詳しくは下記をご覧ください。

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寝たままヨガ

布団の中で手軽にでき、入眠しやすくなるヨガを取り入れてみましょう。ヨガでは、呼吸も大事な要素です。ヨガをしながら腹式呼吸を行うことで、交感神経が優位な状態から、リラックスを促す副交感神経が優位な状態へ切り替わり、快眠へ導くことができます。
 
自律神経を整え、脳を休める「優しい逆転のポーズ」(ヴィパリータ・カラニ)、緊張を緩和し、肉体的な疲れを癒やす「ねじりのポーズ」などがおすすめです。詳細な方法は以下の記事でご確認ください。

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「背中が痛い」から考えられる病気とは?

「背中が痛い」から考えられる病気とは?

背中の痛みは、姿勢の悪さや肩こりによる血流の悪化だけでなく、病気によって引き起こされることもあります。

背中の痛みは危険なサイン

背中の痛みをともなう代表的な疾患は、以下の通りです。いつもと違う痛みを感じた時は、医師の判断を仰ぎましょう。

脊椎カリエス

結核菌が脊椎に感染し、骨や椎間板を破壊、壊死させてしまう病気です。結核の治療後、体内に残った菌が脊椎に感染した結核患者との接触などで発症します。高齢者や乳幼児など、免疫力の低い人が感染しやすいといわれています。
 
初期の状態では背中や腰を動かしたときに痛みを感じる程度ですが、症状が重くなると、夜間に強い痛みと微熱をともなうこともあります。進行すれば、下半身麻痺や排尿障害にまで発展する可能性もあります。

脊椎腫瘍、脊髄(せきずい)腫瘍

その名の通り、脊椎や脊髄に腫瘍ができてしまう病気です。時間とともに痛む場所が変わっていき、痛みも徐々に強くなっていくのが特徴。めまいやしびれもともなう場合は、この病気の疑いがあります。
 
腫瘍には良性と悪性がありますが、悪性腫瘍(がん)の場合はすぐに医療機関を受診する必要があります。特に身体を動かすときに首筋や背中が痛む、手先・足先がしびれる、筋力の低下などの症状が出たり、夜間になっても痛みが続いたりする場合は、すぐに医師の診察を受けましょう。

狭心症

動脈硬化などの影響で、体内をめぐる動脈が狭くなって血流が滞り、心臓の筋肉まで酸素や栄養が行き渡らなくなることで起こる心臓の病気です。前胸部や左腕、背中に数分〜15分程度、痛みや圧迫感を感じます。深夜から明け方に発生することが多く、この時間帯に上記の症状が現れた場合は、循環器科で診察を受けましょう。

「背中が痛い」ときのセルフケア

「背中が痛い」ときのセルフケア

筋肉の疲労や血行不良が原因で、背中に軽い痛みを感じる場合、家でも簡単にできる以下のようなケアが効果的です。

ストレッチ

筋肉の緊張をほぐすためのストレッチ方法を、部位別にご紹介します。ゆっくりとした動作で、腹式呼吸をしながら行うと、より一層の効果が見込めます。

首まわりのストレッチ

後頭部を手のひらで押しながら、頭を前方へ倒す。キープしたあと、ゆっくりと元に戻す。顎を指先でまっすぐ上に押しながら、頭を後方へ倒す。キープしたあと、ゆっくりと元に戻す。左手を頭の上から回して右側の側頭部に置き、頭を引っ張るようにして左に倒していく。ゆっくり元に戻し、右側も同じように倒す。左手を頭の右斜め後ろに置き、左斜め前に引っ張りながらゆっくり倒す。ゆっくり元に戻し、右手を左斜め後ろに置き、右斜め前に引っ張りながらゆっくり倒す。頭をまっすぐに起こし、上半身は正面を向いたまま、右手の指で右頬を押して頭を左に回す。ゆっくり元に戻し、同じように左手の指で左頬を押し、頭を右に回す1〜5の動きを15分程度繰り返す。

背中と腕のストレッチ

・肩を前に突き出すストレッチ

両手のひらをデスクなどにつき、両ひじを約90度に曲げる顔は右に向けながら左の肩を前方に突き出した姿勢を10秒キープし、元に戻す右肩も同じように行い、左右交互に2〜3回繰り返す

・二の腕を伸ばすストレッチ

デスクの縁に沿わせるように左腕を横に伸ばし、身体をゆっくりと前傾させて左腕に体重をかけ、10秒キー右腕も同様に行い、2〜3回繰り返す

温熱療法

筋肉の血行を促進して背中の痛みを軽減するには、家庭でも手軽にできる「温熱療法」がおすすめです。方法は簡単で、使い捨てカイロや蒸しタオルを、肩や背中など、こりや痛みを感じる部分に当てるだけ。カイロは低温やけどを防ぐため、衣服の上から貼りましょう。蒸しタオルの場合は、電子レンジで1分半ほど温めたタオルを、ビニール袋に入れて使用します。やけどを防ぐため、渇いたタオルの上から身体に当ててください。
 
また、カイロや蒸しタオルの準備が面倒な場合は、入浴時のシャワーで代用してもOK。痛みのあるところに、気持ちいいと感じる温度、痛くない程度の強さでシャワーを当ててみましょう。

血行促進する入浴法

全身を温めるにはお風呂が最適です。湯船に浸かると全身の血行がよくなるだけでなく、リラックス効果、快眠効果も期待できます。ここでは、効果的な入浴方法を2つご紹介します。

半身浴

ぬるめのお湯に、みぞおちあたりまで浸かる入浴方法です。温度は夏なら38度、冬なら40度前後が適温。20〜30分間、ゆっくりと浸かりましょう。湯船に浸かりながらストレッチをすると、筋肉もほぐれてさらに血行がよくなります。

温冷交代浴

温かいお風呂と、冷たいシャワーを交互に繰り返す入浴法です。ぬるめのお湯に10分程度ゆっくり浸かって身体を温め、一度湯船から出て20度ほどのシャワーを手足や肩にかけて、再び5分ほど湯船に浸かります。これを3〜4回繰り返すことで、血管が収縮と拡張を繰り返し、血行がよくなります。

「背中が痛い」を防ぐ方法

「背中が痛い」を防ぐ方法

背中の痛みが出る前の予防法についてもご紹介します。各種疾患にともなう背中の痛みであれば、規則正しい健康的な生活を送り、原因となる病気を防ぐことが一番の予防になります。筋肉疲労や血行不良が原因の痛みについては、以下のような方法で予防するのがおすすめです。

正しい姿勢を身につける

日頃から姿勢が悪い人は、まず正しい立ち方、座り方をするために、以下のポイントに注意して姿勢を見直してみましょう。

正しい立ち方のポイント

顎を軽く引き、目線はまっすぐ前首筋と背筋を伸ばす両肩の力を抜き、左右の高さをそろえる胸は軽く張る腹筋に力を入れてお腹を引き締めるお尻に力を入れ肛門を引き締める両足の裏が均等に地面につくよう体重をかける

正しい座り方のポイント

椅子に深く座り背筋を真っ直ぐに保つ背中が丸くならないよう、背筋はまっすぐに椅子の高さは足裏全体が床につくくらい膝の角度は90度PC画面は少し見下ろすくらいの高さに

ただし、これらのポイントに気をつけていても、ずっと同じ姿勢でいると、筋肉は疲労していきます。これまでに紹介した、ストレッチや軽い運動などを取り入れ、疲れを分散させましょう。

手軽な運動・ウォーキング

運動不足の人は、軽い運動を生活に取り入れてみましょう。運動は、負荷が強すぎないものを選ぶのがポイント。そこでおすすめしたいのが、道具もいらず、すぐに始められるウォーキングです。正しい姿勢を意識して歩くことで、疲労を軽減することもできます。

ウォーキングの正しい姿勢

あごを引く背筋を伸ばし、胸を張るつま先で地面を蹴り、かかとで着地する足に合わせて両腕を軽く振って、バランスを取る

その他にも、生活の中に運動不足解消のヒントは隠れています。運動する時間が取れない場合は、散歩や精力的に家事をこなすだけでも意味があります。

「背中が痛い」ときの受診先と治療法

「背中が痛い」ときの受診先と治療法

一般的には、「肩こり」が主な原因となって発生することが多い背中の痛みですが、病気が原因となっているような場合は、医療機関での診察が必要です。
 
病院へ行くときには、まずはかかりつけ医に相談するのもよいですが、以下のような場合は専門医の診察を受けましょう。

整形外科に相談するケース

・患部が腫れて熱を持ち、痛みが続くとき
・腰や足のしびれをともなっているとき
・むち打ち症で首や肩が痛むとき

かかりつけ医や内科に相談するケース

・背中の痛みとともに、胸の痛みや腹痛があるとき
 
診断の結果、治療が必要だと判断された場合、「保存的療法」が行われることが一般的です。保存的療法とは、痛みを抑えて異常を修復し、本来の機能を回復する療法です。

保存的療法の種類

・安静療法
コルセットなどで患部を固定します。炎症があるなど外傷が原因の場合、急性の症状の際に選択される治療法です。
 
・理学療法
 牽引(けんいん)療法
器具を使用して患部を少しずつ引っ張り、筋肉や靭帯(じんたい)の緊張を軽減します。
 
 装具療法
患部を固定して動きを制限しつつ、リハビリを行って回復を目指します。
 
・温熱療法
温熱剤や電気治療器などを患部に当て、筋肉を温めて血行を改善し、疲労物質を排出させます。
 
・薬物療法
痛みを抑える消炎鎮痛薬、筋肉の緊張をほぐし軽い鎮痛作用のある筋弛緩薬などが処方され、1〜2週間服用して様子を見ます。

その他の治療法

・神経ブロック療法
保存的療法で効果がない場合に行われます。痛みのある部分に局所麻酔薬などを注射し、一時的に痛みを緩和します。

外科手術が必要なケース

脊髄などの中枢神経が圧迫されている場合、痛みに加えて下記のような症状が現れることがあります。このような場合、手術が必要になる可能性があります。
 
・手の症状
 ボタンがかけられない
 箸を使えない
 
・脚の症状
 脚が上がらず、つまずく
 階段を降りづらい
 
・排泄障害
 頻尿
 残尿感
 便秘
 
中枢神経は一度圧迫されると元に戻りづらく、時間が経つほど悪化していき、回復も困難になっていきます。痛みとともに上記の症状がある場合、すぐに受診するようにしましょう。
 
痛みも軽く一時的なものであれば、放置してしまいがちな背中の痛みですが、病気の可能性や痛みがどんどん強くなっていく可能性もあります。
どこが、どう痛むのかを感じ取り、早めの対策を心がけましょう。
 
監修:坪田聡(雨晴クリニック副院長)
 
<参照>
『ウルトラ図解 くび・肩・背中の痛み』手塚正樹(法研)
 
『痛みと不調を根本から改善する 背骨の実学』石垣英俊(池田書店)
 
タケダ健康サイト 背中の痛み
http://takeda-kenko.jp/navi/navi.php?key=senakaitami
 
日本赤十字社 姫路赤十字病院 循環器内科
http://himeji.jrc.or.jp/category/diagnosis/junkanki/kyoketu.html
 

photo:Getty Images

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