ブルンジの首都ブジュンブラでデモを行う市民ら(2017年2月18日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ブルンジのジョジアンヌ・ニジムベレ(Josiane Nijimbere)保健相は13日、同国では今年に入って約700人がマラリアで死亡したとことを明らかにした。世界保健機関(WHO)によると、同国では今年に入って180万人のマラリア感染が確認されている。

 WHOの報告に対しニジムベレ保健相は「ブルンジはマラリアの流行に直面している」とコメントした。

 WHOによると1月1日から今月30日までの間に、ブルンジ国内では180万人のマラリア感染が確認されたという。ニジムベレ保健相によると、この数字は前年の同時期に比べて17%増加しているという。

 国連(UN)や医療機関はブルンジ国内から抗マラリア剤がなくなりかけていると述べており、またニジムベレ保健相はマラリア対策に3100万ドル(約35億円)かかると見込んでいて、支援を呼び掛けている。

 ブルンジは2015年4月、ピエール・ヌクルンジザ(Pierre Nkurunziza)大統領が3選出馬を表明したことに対し、野党勢力が憲法や2006年に内戦を終結させた和平合意に違反するなどとして抗議し、政治危機に陥り、混乱状態が続いている。その影響でこれまでに数百人が死亡し、数十万人が国を逃れたとされている。

 またこの混乱により、昨年のブルンジの医療予算は前年より54%削減された。
【翻訳編集】AFPBB News