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STMicroelectronicsは、さまざまなIoT/M2M機器の開発を加速するスタンドアロン・モードとSerial to Wi-Fi(S2W)モードで動作可能なCortex-M4ベースのSTM32マイコンを搭載したクラウド対応Wi-Fiモジュール「SPW04」を発表した。

同モジュールは、STM32マイコンに加え、ハードウェアによる暗号化アクセラレータと、 ホストとの通信を高速化するSPIポートを搭載しているほか、モジュール上でスタンドアローン・モードにて直接動作するMicroPythonスクリプト・エンジンを搭載しており、カスタム・アプリケーションの開発を簡略化することが可能となっている。

インターネット・セキュリティ・プロトコルとしては、広域ネットワークにおける認証およびアクセス制御を強化した「WPA2-Enterprise」や、プリンタや組込機器を安全に接続する「Wireless Protected Setup(WPS)が含まれているほか、Transport Layer Security(TLS)を含むHTTPSおよび暗号化プロトコルへの対応や、Secured Over-The-Air(OTA)によるWi-Fi接続が可能なエリアでのソフトウェアやファームウェア、 Flashファイル・システムのアップグレードも可能としている。また、フル装備のTCP/IPプロトコル・スタック(HTTP、HTTPS、MQTT、SMTP、WebSocket)のほか、IPv6への対応、ネットワーク化されたデバイスとの通信制御を簡略化するWebサーバの拡張機能(SSI)、Webリソースに応じて効率良く帯域を制御するREST(REpresentational State Transfer)APIといった特徴も有しており、既存のネットワーク・インフラとの統合を簡略化することができるといった特徴を持っている。

なお、SPWF04には、高効率ISM-bandアンテナを内蔵した「SPWF04SA」と、外部アンテナ取り付け用UFLコネクタを内蔵した「SPWF04SC」の2種類を用意。これらのモジュールは、FCC(米国)、CE(EU)、およびIC(カナダ産業省)の認証を取得しているほか、RoHS指令にも準拠しているため、最終製品で必要となる認証取得を効率化することが可能だという。

(小林行雄)