村上春樹新作なぜ人気?

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村上春樹の新作小説「騎士団長殺し」が売れています。2017年2月24日に、「第1部 顕れるイデア編」「第2部 遷ろうメタファー編」が同時発売となりました。深夜営業の書店では夜12時を回ると同時に発売が行われるところもありました。そこに長蛇の列ができるさまが報道されることもあります。村上春樹ほど新作が出る度に高い人気を誇っている作家はいません。これはなぜでしょうか?

謎解き要素が多い

村上春樹の長編は、文字通り長編です。新作「騎士団長殺し」は原稿用紙にして約2000枚の大作です。村上春樹作品はその中で、謎解きの要素が多くあります。そのため、物語を読み進めたくなる読者が多いのでしょう。さらに複数の登場人物が世界の中を動き回り、それぞれに交錯していく要素があります。これは映画を見ているようであり、ひとつの群像劇として楽しめるでしょう。

世界観がある

村上春樹の作品は、オリジナルな世界観があります。現実を描いているようでいて、どこか現実離れした要素がある。「1Q84」の世界は、月が2つある不思議な世界です。こうした設定を持ってくるところも村上春樹の魅力です。独特の村上春樹ワールドが嫌いという人もいますが、熱狂的なファンが多いのも事実です。