日本人も!世界各国の「おばあちゃん」を採用しおふくろの味を提供するレストラン

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かつては高校生バイトの定番と言われたファーストフード店でも、中高齢者のスタッフを見かけるようになった。

また、「おばあちゃんが切り盛りする店」のイメージ強化を図る、丸亀製麺の取り組みが注目されるなど、シルバー世代が活躍できる場が広がっている。

採用条件は「おばあちゃん」

所変わって米ニューヨークでも、採用条件が「おばあちゃんであること」というレストランが注目を集めている。

スタテン島にある「Enoteca Maria」というレストランで、ここで栄養満点のおふくろの味を提供するのは、専門の研修を受けたおばあちゃんたちである。

Enoteca Maria/Facebook

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現在、イタリアや日本、スリランカ、アルメニア、フィリピン、ロシア出身のおばあちゃんシェフ、計30人以上が勤務し、各国の郷土料理を提供すべく腕を振るっている。

母と祖母を亡くしたオーナーのアイデア

同レストランがおばあちゃんの雇用に積極的なのは、オーナーのJody Scaravella氏の考えによるものだ。

母親や祖父母、姉(または妹)を立て続けに亡くした同氏は、おばあちゃんの料理を味わえるレストランをやろうと決意。

新聞で、おふくろの味を振る舞うおばあちゃんシェフを募集したのだ。

同氏は、「相次いで家族を亡くし、私自身が無意識に、おばあちゃんの作る料理で心の傷を癒したいと思っていたのかもしれない」と述べている。

世界各国のおふくろの味

最初は数人のイタリア人シェフ(もちろん皆おばあちゃん)で切り盛りしていたが、前述のとおり、今では世界各国の郷土料理を振る舞うまでになった。

夜の営業時間には、イタリア人1名と他国のシェフ1名、計2名のおばあちゃんがシフトに入り、料理を担当しているという。

Enoteca Maria/Facebook

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オーナー曰く、厨房はいつも活気にあふれ、その熱気がダイニングエリアにまで伝わってくるとか。

また、どの客席からも、自身のお母さんやおばあさんに関する話題が漏れ聞こえてくるという。

Enoteca Maria/Facebook

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