「東京 アート アンティーク」京橋・日本橋で開催 - 絵画や工芸など古今の芸術に触れるアートイベント

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「東京 アート アンティーク 2017」が2017年4月14日(金)と15日(土)に東京の京橋・日本橋エリアで開催される。

「東京 アート アンティーク」とは

京橋・日本橋エリアは、終戦直後から約150の多岐にわたる専門店が集積する個性豊かなアート密集地。江戸・東京の歴史が息づくその街で、古美術品、骨董、書画、絵画、工芸など古今の芸術に触れられるアートイベントが「東京 アート アンティーク」だ。2日間の会期中は、各箇所で企画展、ギャラリートークなどが行われる。

各箇所で開催されるさまざまな企画展

エリア内、各箇所で行われる企画展はあらゆるジャンルが集う。また、期間外でも継続して開催されている展覧会も多い。自分が行きたいものは、事前にチェックをしていくことをお勧めする。

丸善 日本橋店では、「新版画の美・没後60年―川瀬巴水木版画展」が開催される。郷愁の日本風景を描いた最後の浮世絵師・川瀬巴水の作品の中から厳選された30点余りの初期摺り版画と、在庫僅少となった平成の後摺り版画を展示即売する。また、京橋の翠波画廊では「ギィ・デサップ絵画展」を開催。“現代の印象派”と呼ばれ世界中で多くのファンを獲得している画家ギィ・デサップの情感あふれる風景画を展示する。

「SM という猫」という印象的な名前の展覧会は京橋のGallery Seekで。アンディー・ウォーホールの名作「サムという名の猫」にちなんで、SMサイズの猫に限定した約20名の作家による猫作品展だ。そのほか、陶芸展では「樂歴代名碗展」や「モノクロ−ムの世界」など幅広い作品に出会うことが出来る。

気軽に参加できるアートチャリティー入札会

美術品のオークションや入札会というと、一般にはなかなか参加できないイメージがあるが、「東京 アート アンティーク」では、より来場者の楽しみ方を増やしたいという思いから気軽に参加できる入札会を企画。3月中旬より、ホームページで入札作品を閲覧、開催期間中にはさらに作品をじっくり吟味できる。ほしいものが決まったら、あとは入札用紙に落札希望金額を記入して入札箱へ投入し、落札結果を待つだけ。なお、落札金額の一部は慈善団体へ寄付される。

周辺美術館の展覧会もあわせて行ってみよう

小さな専門店や古美術だけでなく、この機会に美術館に合わせていってみてはいかがだろうか。現在、三井記念美術館では特別展 創建1250年記念「奈良 西大寺展 叡尊と一門の名宝」、三菱一号館美術館では「オルセーのナビ派展:美の預言者たち ―ささやきとざわめき」などが開催されている。

【開催概要】
「東京 アート アンティーク 2017」
会期:2017年4月14日(金)・15日(土)
営業時間:各店舗の営業時間に準ずる
※入場・イベント参加費無料
公式ホームページ:http://www.tokyoartantiques.com/

■オークションについて
入札開始:2017年4月14日(金)
※店舗により会期以前より入札を受け付ける場合あり。
入札締切:2017年4月15日(土)
※店舗により16 日(日)まで入札を受け付ける場合あり。
・参加方法
3月中旬より、ホームページで入札作品の写真を閲覧可能。
※全ての作品が掲示されるわけではない。
※ホームページからの入札は行っていない。
東京アートアンティーク期間中に来店し、希望商品の入札用紙に落札希望金額を記入して入札箱へ投入。
落札結果はイベント期間終了後、店舗より直接落札者の連絡先へ発表。
寄付先例:社会福祉法人 東京都共同募金会、公益財団法人 日本生態系協会など


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外部サイト

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