世界に8台しかないとされる、完全に動作する状態のApple最初のコンピュータ「Apple I」が、ドイツでオークションに出品されます。

販売は175台、現存わずか8台の「Apple 1」正常動作品

スティーブ・ウォズニアック氏が設計した「Apple I」は、1976年に200台が製造され、販売されたのが175台、現存しているのは50台から60台程度、そのうち正常に動作するのはわずか8台だけとされています。
 
Apple 1 オークション
 
オークションに出品される「Apple I」は、米カリフォルニア州バークレー在住のコンピュータエンジニアが所有していたもので、現在も正常に動作するうえ、各種付属品も良好な状態で保存されているのが特徴です。
 
Apple I オークション
 
出品内容には、回路図、取扱説明書等の付属文書、マザーボードとカセットテープレコーダーの領収書、さらにはAppleの共同創業者であるスティーブ・ジョブズ氏とスティーブ・ウォズニアック氏との1977年の通話記録まで含まれます。
 
Apple I オークション
 
「Apple I」はマザーボード単体で販売されていたので、筐体やモニター、キーボード、電源装置などは元の所有者が買い足したとみられます。

高額で取引される「Apple 1」、過去には1億円の落札も

非常に希少な「Apple I」は、これまで何度かオークションに出品され、高額で落札されてきました。
 
これまでの最高落札額は、2014年10月に米ニューヨークで開催されたオークションでは90万5,000ドル(現在のレートで約1億円)で、その2か月後にも36万5,000ドル(約4,200万円)で落札されています。
 
昨年には、特に貴重な「Celebration」モデルがオークションに出品され、81万5,000ドル(約9,400万円)で落札されています。

予想落札額は最低でも3,500万円!オークションは5月20日に開催

落札価格について、英紙テレグラフは「少なくとも25万ポンド(約3,500万円)」と予想しています。オークションは5月20日、ドイツのケルンで開催される予定です。
 
以下は、オークション会社Brekerが公開した、「Apple I」の動画です。プログラムを実行する様子や、非常にきれいな状態の付属品などが確認できます。
 

 
 
Source:MacRumors, Telegraph
(hato)