中国では長年にわたって一人っ子政策が実施されてきたため、子どもは1人だけという家庭がほとんどだ。中国の一人っ子は両親と祖父母の愛情を独り占めして育ったため、何でもしてもらって当然と考えがちで、こうした子どもたちは「小皇帝」や「小皇后」と呼ばれていた。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国では長年にわたって一人っ子政策が実施されてきたため、子どもは1人だけという家庭がほとんどだ。中国の一人っ子は両親と祖父母の愛情を独り占めして育ったため、何でもしてもらって当然と考えがちで、こうした子どもたちは「小皇帝」や「小皇后」と呼ばれていた。

 子どもは一国の将来を担う存在であり、その子どもに対する教育の質は国の将来を左右しかねない重要なものだが、中国メディアの今日頭条は13日、日本の子どもたちに対する教育の質を称賛しつつ、「中国は現在の教育の質のままでは、50年後に日本と戦っても勝てるわけがない」と伝えた。

 中国では教育と言えば「勉強」を指すことが一般的だが、日本では子どものころの教育は勉強よりも礼儀や道徳、優れた習慣など社会性を身に着けさせることに重きが置かれると紹介。子どものころに社会性を学ばせることで、集団や組織のなかにおける他人との協調性を身につけることを伝えた。

 さらに、協調性を学ばせる教育は運動会などにおいても見て取ることができるとし、日本の運動会では個人競技が少ないのがその証拠であると主張。良い成果を収めるために如何に他人と協力できるかを競う内容となっていると紹介。

 一国の経済や企業という組織同士の争いでは、組織や集団に属す人びとが皆1つの方向を向いていたほうが有利であるのは間違いないが、子どもがわがままに育つことを厭わず、他人との協調性を養おうとしない中国の教育では「50年後に日本と戦っても、勝てるわけがない」と伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)