清水崇監督によるオリジナルホラー (C)2017「こどもつかい」製作委員会

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 滝沢秀明が映画初主演を果たし、「呪怨」シリーズで知られるホラー映画の旗手・清水崇監督がメガホンをとった「こどもつかい」が、第35回ブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭(4月4〜16日開催)のインターナショナルコンペティション部門に出品されることがわかった。

 同作は、滝沢扮する子どもの霊を操り大人に呪いをかける謎の男「こどもつかい」の暗躍を描く清水監督のオリジナル作品。子どもの前に突然現れ、巧みに心に取り入り、連れ去ってしまう「こどもつかい」。やがて帰ってきた子どもに遭遇した大人は、3日後に謎の死を遂げる。滝沢のほか、「Hey! Say! JUMP」の有岡大貴、女優の門脇麦が主要キャストとして参加している。

 同映画祭は、シッチェス映画祭、ポルト国際映画祭と並び、世界3大ファンタスティック映画祭のひとつとして知られるジャンル映画祭。1983年にベルギー・ブリュッセルで始まり、ファンタジー、スリラー、SF、ホラー映画などを紹介してきた。「こどもつかい」が上映されるインターナショナルコンペティション部門は、2016年に佐藤信介監督作「アイアムアヒーロー」がグランプリを受賞している。

 映画祭招待の一報を受けた清水監督は「本作の世界最初のお披露目がベルギー、ブリュッセルの地で・・・光栄です!」と大感激。2005年に「稀人」で同部門グランプリを受賞するなど、縁のある映画祭での上映について「ベルギーでは、大人も子どもも日本より個人主義で大らかですが、あの歴史ある可愛らしい町で、『こどもつかい』による、こどもたちの無邪気な“おつかい”がどのように受け止められるのか? 楽しみです」と期待感をにじませている。

 映画祭副代表兼プログラムディレクターのフレディ・ボッゾ氏は同作の選出理由を「清水監督がこれまで描いてきた作品に含まれる要素である、プロフェショナルで強烈、人々に恐怖を与える、鋭く繊細な描写、冷静かつ効果的な技法」を全て内包している点に加えて「サスペンスと感情表現の面において“新しさ”を発見したからである」と説明している。

 「こどもつかい」は、6月17日から全国で順次公開。