主演は新進女優・湯川ひな (C)MOON CINEMA PROJECT

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 第33回サンダンス映画祭の短編部門で日本映画として初めてグランプリを獲得した映画「そうして私たちはプールに金魚を、」が、4月8日から東京・渋谷ユーロスペースで上映されることが決定。また本作の海外上映版が、動画共有サイト「NOWNESS」「Vimeo」で4月1日からオンライン公開されることもわかった。

 長久允(ながひさ・まこと)監督がメガホンをとった本作は、スカラシッププロジェクト「MOON CINEMA PROJECT」の第1回グランプリ作品。埼玉・狭山市で実際に起こった事件から着想を得ており、2013年夏、狭山市の女子中学生4人が学校のプールに金魚400匹を放って世間を騒がせた事件を描く。サンダンス映画祭での快挙のみならず、日本から唯一出品されたフィンランド・タンペレ映画祭では、最優秀フィクション賞に輝いている。

 「劇場公開用に音などもちろん重厚につくってきている。劇場で見た方が最高に心に刺さる設計」と語る長久監督。オンライン公開を決断した理由として「たくさんの人に見てもらわないと何もはじまらないと思った」「東京以外の人にも、世界中の人にもすぐ見てもらえる」と説明する。「映画業界的にはまだ禁じ手かもしれないけれど、とにかく見てほしいから。即効性のオンライン、品質重視の劇場、どちらの価値にも軸を置いて、オンライン&オフライン両方での上映に踏み切りました」とコメントを寄せている。

 「そうして私たちはプールに金魚を、」の予告編が、公式HP(http://goldfish-pool.com/)で視聴可能。4月8日から東京・渋谷ユーロスペースで1週間限定レイトショー公開。なお、劇場ではパンフレットやシール、ピアスなどの限定グッズも販売される。