14日、韓国メディアによると、ソウル地下鉄の光化門駅と江南駅に設けられた元慰安婦の「誕生日お祝い広告」が、インターネット上で話題になっている。写真は元慰安婦らが共同生活を送るナヌムの家。

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2017年3月14日、韓国・SBSテレビによると、ソウル地下鉄の光化門(クァンファムン)駅と江南(カンナム)駅に設けられた元慰安婦の「誕生日お祝い広告」が、インターネット上で話題になっている。

記事は、「ソウル駅や明洞(ミョンドン。ソウルの繁華街)など人口が密集した地下鉄の駅構内で、有名アイドルや芸能人の誕生日を祝う電光掲示板を皆一度は目にしたことがあるはず」として、そうした中でも今回、「意義深い」誕生日祝いの広告が登場したと伝えた。

今回の主役は、4月9日に92回目の誕生日を控えた元慰安婦の金福童(キム・ボクトン)さんで、広告内で華やかな木蓮の花に囲まれて笑顔を振りまいている。この広告は、ある企業が2015年から行っている「ヒューマン・ブランディング・プロジェクト」の一環で掲出されたもの。旧日本軍の元慰安婦一人一人に固有の花を付与しその尊さを伝えていくという運動で、金さんは慈愛深い一輪の崇高さを表す「木蓮の花」に例えられていた。

報道によると、この広告は韓国のネットユーザーの心を和ませているという。コメントには「元慰安婦のおばあさんたちに、アイドルに負けない国民の関心と愛が集まりますように」「いつまでも元気に幸せに暮らしてください。そして必ずや(日本からの)謝罪を受けてください」「余生が花道でありますように」とお祝いするものが最も多い。

その他にも「この方は哀れな被害者ではなく、女性の人権のため勇気ある人生を送る現代の英雄の1人」と元慰安婦を敬うコメントや、「芸能人やアイドルの誕生日広告は理解できない。広告は、国のために尽くしてきた高貴な方々を伝えていくものになるべき」と今回の広告を支持するコメント、「慰安婦像も最初は良かったけど、今や全国に50カ所以上。その制作費もばかにならない。ほどほどにして、いい入れ歯を作ってあげるとかボランティアをするとか、実質的な支援をすべき」と元慰安婦への現行の支援に疑問を呈するコメントなど、さまざまなコメントが寄せられている。

中には、「誕生日プレゼントとして、親日独裁の朴槿恵(パク・クネ)前大統領を罷免しました」とするコメントもあった。(翻訳・編集/松村)