モメるのも当然? 男と女が結婚や同棲に求めるものの違い

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人は誰かを好きになると、「一緒にいたい」と思うもの。ところが実際に一緒に暮らしてみると、予想しなかった価値観のズレに衝撃を受けることも多いものです。

この季節、彼と新生活を始める人もいるかもしれません。そこで壁にぶつかりくじけないよう、男女のパートナーシップにおける違いをまとめてみたので、参考にしてみてください!

■1. 女は四六時中一緒にいたいが、男は逃げ場がほしい

女性は、恋人や夫と「常に一緒にいたい」もしくは「常に一緒でも気にならない」という人が多いです。一方男性は、「たまには離れたい」と思う人が多いもの。

会おうとする頻度に差が表れてくると、「私のこと本気で好きじゃないんだ……!」と悲しくなるかもしれませんが、これは単純に男女の違いです。

彼が友達と飲みに行ったり、趣味のイベントにひとりで出かけたりするのは多めに見てあげましょう。それがパートナーシップを長続きさせる潤滑油となります。

■2.ケンカをすると女は饒舌になり、男は無口になる

ケンカをすると、女性は自分の不満や不安を説明したくなります。「言葉を介して分かり合いたい」という欲求が強く、話すこと自体がストレス解消にもなるからです。

一方、男性は、女性ほど言葉のコミュニケーションを重視していません。言葉では女性に勝てないと感じている人も多く、ズレを感じるばかりの会話はストレスに直結します。

ゆえに、ケンカになると男性は部屋を出て行くなど逃避行動に走り、そうされた女性はさらにカンカンになって不満をまくしたてるという、あるあるパターンに陥っていきます。

こんなときは、とりあえず一晩寝てクールダウンするのが吉。お互いに反省して仲直りできる確率は高まるはずです。

■3.女は全てを共有したいが、男は楽しいことだけ共有したい

とある男性が、結婚したがっている同棲中の彼女に関してこう言っていました。「彼女を愛している。結婚すると、彼女との良い時間に面倒で嫌なものが入ってくるから結婚したくない」。

聞いたときは衝撃を受けましたが、彼にとってはシンプルな本音だったのでしょう。結婚すると、面倒なことが増える。なぜ愛する人との楽しい時間に嫌なものを増やす必要がある?と。

結局、彼女は彼の元を去り、他の男性と結婚しました。彼は後悔していましたが、時すでに遅し。愛する人とすべてを共有したいという願いが、いかに女性にとって重要な願いなのか。男性は女性が去って初めて知るのかもしれません。

■4.女は過去の恋人を捨てて今に臨むが、男は過去ごと持って来る

過去の恋人を、女性は「上書き保存」し、男は「名前をつけて保存」すると言われますよね。実際、女性は新しい相手を選んだ時点で過去の相手を吹っ切るものですが、男性は別れた相手に無関心になることは稀です。

ゆえに、元カノに頼られると、多くの男性は拒めません。女性からすると、彼に浮気心がないと分かっていたとしても我慢できませんよね。元カノが連絡してくるのは彼を異性として好きな気持ちが残っているからだと本能的に察するからでしょう。この嫌悪感は努力で制御できるものではないので、嫌なものは嫌だと言っていいと思います。

■おわりに

男と女には違いがあります。でも、違うからこそ惹かれ合うし、そんなふたりが「一緒に生きていくには?」と本気で試行錯誤するからこそ、ひとりでは得られない発見や成長があるんですよね。愛と信頼を示しつつ着地点を探すという経験は、人生の様々なシーンで役立つはずですよ!(ヨダエリ/ライター)

(ハウコレ編