カザフスタンにあるロシアのバイコヌール宇宙基地で、人類初の宇宙飛行に成功した宇宙飛行士ユーロ・ガガーリンの銅像の上空に見える月(2016年11月12日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ロシア国営宇宙企業ロスコスモスは(Roscosmos)は14日、次世代有人宇宙船に搭乗する宇宙飛行士を募集すると発表した。ロシア人として初めて月に飛行する可能性があり、女性も歓迎すると応募を呼び掛けている。

 ロスコスモスが今回募集しているのは、開発中の次世代有人宇宙船「フェデラーツィヤ(Federatsiya、連邦)」に搭乗する飛行士で、6〜8人を選抜するとしている。同社は「月に飛ぶ初めてロシア人になる」としている。

 ロシアは近年、宇宙開発で事故や失敗が相次ぎ、数々の偉業を達成した旧ソ連時代のようにこの分野で復権することを目指している。ロシアは、2031年までに有人月面着陸を目指すと発表している。

 国営ロシア通信(RIA)によると、ロスコスモスの有人飛行計画部門の責任者セルゲイ・クリカレフ(Sergei Krikalev)氏は、「肌の色や性別による差別はない」と記者会見で語った。

 採用された飛行士はフェデラーツィヤの第1回目の飛行に搭乗した後も、月探査計画に携わるという。

 フェデラーツィヤは4人乗りで、最初の有人試験飛行は2023年、極東のボストーチヌイ宇宙基地(Vostochny Cosmodrome)からの打ち上げを計画している。

 ロシアの宇宙機関が宇宙飛行士を公募するのは、初めて実施した2012年以来5年ぶり。
【翻訳編集】AFPBB News