13日、朴槿恵前大統領の罷免後、初めて法廷に立った崔順実被告が「国民に申し訳ない」という言葉を何度も口にするなど、これまでと異なる姿を見せたと複数の韓国メディアが報じた。写真は朴前大統領の罷免を伝える韓国の報道。

写真拡大

2017年3月13日、朴槿恵(パク・クネ)前大統領の罷免後、初めて法廷に立った崔順実(チェ・スンシル)被告が「国民に申し訳ない」という言葉を何度も口にするなど、これまでと異なる姿を見せたと複数の韓国メディアが報じた。

国政に介入した疑いで逮捕され裁判を受けている朴前大統領の友人・崔被告は同日、法廷で「国政介入事件の1人として、ここに座っていることは国民に申し訳なく、複雑な心境だ」と述べた。

昨年12月19日の初公判以降、容疑を否認し続けてきた崔被告がこのような謝罪の言葉を口にするのは初めてで、「大統領の指示があっても(国政に)関与してはならなかったが、やり始めたらこうなってしまった」と後悔するような発言もみられたという。しかし、朴前大統領と自らの容疑については悔しさをにじませ、「財団に関与したのは私益のためではない。結果を無視し過程だけを見て国政介入に追いやろうとしている」と強く主張し、「(元側近の)コ・ヨンテらが裏で行った事に不意打ちを食らったことが一番悔しい」と述べたという。

韓国国内では、10日の大統領罷免の知らせに大声をあげて泣き叫んだとされる崔被告の心境に変化があったか、もしくは刑の減軽を狙って「謝罪モード」に転じたという見方も出てきている。

これを受け、今回の事件に多大な関心を示す韓国ネットユーザーからは6000件以上のコメントが寄せられており、「崔順実から謝罪の一言を聞くのがこんなに大変だとは!」「口から出る呼吸や口臭以外はみんなうそ」「韓国国民はこれ以上だまされない」「態度を変えて同情票を獲得し、大統領選を牛耳ろうっていう意味に解釈できる」「大統領弾劾が棄却されてたら大喜びだっただろうに」と崔被告を非難するコメントが大多数を占めた。

その他、「死刑にしたらいいのに。韓国の法律は弱過ぎる」「いや、財産を没収するまでは生かしておかないと」などと重刑を求めるコメント、崔被告が法廷で「私が抱えていくべき荷物は抱えていく」と述べたことに関連し「どうしてこうも朴前大統領とコメントが似てるの?まさか今も連絡をとってるの?」と疑うコメント、そしてその2人に対し「もうこの2人の姿は見たくもない」と嫌がるコメントなど、さまざまなコメントがみられた。

中には「今までの様子を見ていると、崔順実が朴槿恵よりはマシかも。微妙な差ではあるけど」「朴槿恵は今でも『真実を明らかにする』って言ってるしね」と崔被告を擁護するようなコメントも寄せられた。(翻訳・編集/松村)