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俳優の太賀(24)が、映画『ポンチョに夜明けの風はらませて』(10月公開)で主演を務めることが15日、発表された。気鋭の映像作家である廣原暁監督がメガホンをとり、撮影は昨年10月からの約2週間。今後も撮影を控えているという。

原作は、作家・早見和真氏による同名小説。夢や目的を見出だせないまま過ごしてきた高校生たちが、高校最後の旅での出会いや予期せぬ経験を通して、次第に人生を見つめ直していく。太賀のほか、中村蒼(26)、矢本悠馬(26)、染谷将太(24)、佐津川愛美(28)、阿部純子(23)ら第一戦で活躍中の若手が名を連ね、青春ロードムービーを彩る。

太賀が演じるのは、人情深いお調子者の主人公・又八。『桐島、部活やめるってよ』(12年)で注目され、『走れ、絶望に追いつかない速さで』(16年)で映画初主演。昨年は『淵に立つ』『闇金ウシジマくん the Final』『アズミ・ハルコは行方不明』ほか、今年は『追憶』(5月6日公開)、『南瓜とマヨネーズ』(11月公開)など出演が続いている。

今回の発表を受け、太賀は「明日の事など考えずに今を全力で生きる、又八は僕にとってあまりにも青く、馬鹿で、眩しい役でした」と役柄の魅力を説明。「短い撮影期間、廣原監督をはじめスタッフ、キャスト一同、又八達の珍道中にズルズルに引きずり回されました」と撮影を振り返り、「この旅に意味はあるのか? 答えはあるのか? しかしそんな疑問さえ彼らの青春には野暮なのです。演じながら、彼らがずっとずっと羨ましかったです。大人になるまでの少しの猶予、又八達の暴走をあたたかく見守って頂けると幸いです」と呼びかけている。

○出演者・スタッフのコメント

<太賀>
明日の事など考えずに今を全力で生きる、又八は僕にとってあまりにも青く、馬鹿で、眩しい役でした。短い撮影期間、廣原監督をはじめスタッフ、キャスト一同、又八達の珍道中にズルズルに引きずり回されました。この旅に意味はあるのか?答えはあるのか?しかしそんな疑問さえ彼らの青春には野暮なのです。演じながら、彼らがずっとずっと羨ましかったです。大人になるまでの少しの猶予、又八達の暴走をあたたかく見守って頂けると幸いです。

<中村蒼>
この映画は、決められたところを走っているんだけど、ちょっとだけ自分たちも知らないような所に行ってみて、非現実的な世界に触れてみるような映画です。自分が送ったのはこんな青春だったなぁと思い返せるし、これくらいバカになれたらよかったのになぁとか“又八”を見て思いました。3人でバカやっている姿を見て、前向きな気持ちになれるというか、楽しい気持ちになれる映画だと思います。

<矢本悠馬>
今までやってきた作品の中で、この映画が1番、撮影時間の早さを感じる現場でした。2週間くらいの撮影が体感3日のような感じです。ロードムービーでロケ地も面白い場所が多くて、ほんと全シーン見所といいますか、山場の連続です。夢とか希望とか持っていなくても、なりたいものになれていなくても、人生楽しい瞬間はあったんだぞって、そういう青春を思い出させてくれる映画になっていると思います。気軽に見て、気軽に笑ってください!

<佐津川愛美>
この映画は「THE青春」です。こいつらバカだなーって思える瞬間って面白いと思うし、同時にうらやましいなとも思える部分もある作品だと思います。この映画のような若い時代を過ごせていたら楽しいだろうなと思うし、女子の私から見ても、男子の暑苦しすぎない、いつも一緒にいる関係性がいいなぁと思える映画になると思います。

<阿部純子>
男子の青春ってどんなものだろう?って、私の中でも謎だったんですけど、たわいもないことで騒いだり、どうしようって悩み始めたりとか、愛らしいなと思って3人を見ていました。熱い青春映画ができたと思っています。私も10代の頃に戻りたいけど戻れない、その瞬間の楽しさを思い出しながら撮影していました。みなさんもこの映画を見て、タイムスリップしたような感覚になってもらえたらいいなと思います。

<廣原暁監督>
早見さんの原作を読んだ時、夢中になってあっという間に読み終えたのを覚えています。無茶して旅をする又八たちのように、僕も無茶をして映画を作りたいと思いました。そして、根気強くて優秀なスタッフたちと、この無茶な脚本を、驚くべき軽やかさを持って演じてくれた俳優たちのおかげで、今まで見たことないような楽しい青春映画が出来上がりました。全力でエンターテイメントした作品です。ぜひ劇場でお楽しみください。

<永井拓郎プロデューサー>
すごい才能が現れた。廣原暁監督の名を世界に知らしめた『世界グッドモーニング!』を観た時、凄まじい衝撃を受けたのを鮮明に覚えている。大胆な映像表現の中に、繊細さと品格を兼ね備えているこの監督となら、世界で勝負できる。嬉しいことに、今作『ポンチョに夜明けの風はらませて』には、今後の映画界を背負っていく若い俳優陣たちが賛同してくれました。観たことのない映画になっていると思います。