【3節のベストイレブン】

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 J1リーグは3月10日と同11日に3節の9試合を行なった。ここでは、その9試合からサッカーダイジェストWeb編集部がセレクトしたベストイレブンを紹介する。
 
【選出理由】
 今節、FC東京との一戦でG大阪の東口が圧巻のパフォーマンスを見せた。79分に大久保嘉人のPKをストップすると、88分にも大久保の決定的なヘディングをセーブ。さらにその直後には中島翔哉の強烈なボレーを弾き出し、ゴールマウスを死守した。終盤に訪れた3つのピンチを防いだ東口は採点『7.5』。今節のMVPとした。
 
 2ボランチには豊富な運動量で攻撃に厚みをもたらした鳥栖の原川と神戸のニウトンをセレクト。両翼にはドリブルがキレキレだったG大阪のアデミウソンと浦和の関根を配置し、トップ下には1ゴール・1アシストで川崎の攻撃を牽引した中村を選んだ。
 
 2トップには膠着した試合展開のなか、試合を動かすゴールを挙げた鹿島の鈴木と清水の鄭を選出。なかでも、71分に投入され、短い時間でチームを勝利に導く決勝弾を記録した鈴木は称賛に値する。
【今節のベストイレブン】
GK
THIS WEEK MVP 
1 東口順昭(G大阪) 7.5
大久保のPKをストップすると、その後のリバウンドにも鋭く反応してスーパーセーブ。流血しながらもゴールを守り切り、今季リーグ戦初のクリーンシートを達成した。

DF       
3 奈良竜樹(川崎) 6.5
リーグ戦では脛を骨折した昨季の第1ステージ・12節以来のスタメン出場を果たす。気合いの入ったディフェンスで柏攻撃陣を抑えた。
 
3 ファビオ(G大阪) 7
ロングボールをことごとく迎撃するなど、抜群の安定感。後半開始直後に大久保との接触で頭部を負傷するもピッチに立ち続け、75分には相手の決定機を倒れながら防ぐ好プレーで無失点につなげた。
 
3 昌子 源(鹿島) 6.5
1対1など局面の勝負で強さを発揮。ここで抜かれたらピンチになる、というシーンでは必ず立ち塞がった。
 
MF
4 原川 力(鳥栖) 7 
前半終了間際に鮮やかなFKで先制点をゲット。セットプレーだけでなく機を見た攻め上がりでも攻撃に厚みをもたらしており、相手の脅威となっていた。求められた仕事を完遂して勝利の立役者となった。
 
7 ニウトン(神戸) 7 
藤田との互助関係を保ちながら、ピッチを縦横無尽に動き回る。守備ではスペースへのカバーはもちろん、積極的に相手を潰し、攻撃では効果的な駆け上がりでダイナミズムを生んだ。
 
24 関根貴大(浦和) 7
積極的に仕掛けて多くのチャンスを作り出し、3アシスト。ゴールに向かう姿勢が大切だということを改めてプレーで体現した。
 
14 中村憲剛(川崎) 7
スタートの位置はトップ下ながら自由にポジションを変えて、ボールを動かした。42分にはCKから谷口のゴールをアシストし、前半終了間際には阿部のプレゼントパスから追加点をマーク。後半には中山を退場に追い込む突破も見せた。
 
9 アデミウソン(G大阪) 7
前節の柏戦に続き、動きのキレは抜群。ファーストチャンスをきっちり仕留めると、スピードに乗ったドリブルでFC東京をキリキリ舞いさせた。
 
FW
9 鈴木優磨(鹿島) 7
DFとの駆け引きに勝ち、完璧なヘディングシュートを叩きこんで勝利の立役者に。中澤との激しいマッチアップも見応えがあった。
 
9 鄭 大世(清水) 7
枝村のクロスを頭で叩き込み、貴重な先制点を奪取。我慢比べの展開のなか、勝負強さを発揮するあたりはさすがだった。
 
※選手名の左の数字はクラブでの背番号。右は今節の採点。
採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。