前半43分にFW鈴木優磨が右足ボレーで先制点を決める

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[3.14 ACLグループリーグ第3節 鹿島3-0ブリスベン カシマ]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は14日、グループリーグ第3節を行い、鹿島アントラーズはホームでブリスベン・ロアー(オーストラリア)と対戦し、3-0で快勝した。前半43分にFW鈴木優磨が公式戦2戦連発となる先制点。後半にもDF植田直通、MF遠藤康が加点した。

 鹿島は10日のJ1横浜FM戦(1-0)から先発3人を変更。MF永木亮太が2月28日のACLムアントン・ユナイテッド戦(1-2)以来、公式戦3試合ぶり、鈴木が2月21日のACL蔚山現代戦(2-0)以来、公式戦5試合ぶりに先発したほか、GK曽ヶ端準が今季公式戦初先発を飾った。[スタメン&布陣はコチラ]

 激しい雨風に見舞われた試合は静かな入りを見せ、前半18分、スルーパスに抜け出したMF土居聖真がミドルシュートを打ったが、GKがキャッチ。同22分には中央のFW金崎夢生からパスを受けた遠藤が右45度の位置から狙い澄ました左足ミドルを放つが、惜しくも枠を捉えられなかった。

 アウェーのブリスベンもチャンスをつくる。前半26分、右サイドからMFブランドン・ボレロがグラウンダーのクロスを入れると、FWジェイミー・マクラーレンがスルーし、FWブレット・ホルマンが右足でシュート。ボールは転々とゴール右隅を捉えたが、曽ヶ端がかろうじてかき出した。同33分にはDFアブラム・パパドプロスのループシュートを曽ヶ端がビッグセーブ。今季初スタメンの背番号21が好守を連発し、ゴールを死守した。

 すると前半43分、右サイドをオーバーラップしてきたDF伊東幸敏が縦に仕掛けて低い弾道のクロス。これを鈴木が右足ダイレクトボレーで合わせ、ゴール右隅に叩き込んだ。鈴木は10日の横浜FM戦に続いて公式戦2試合連続ゴール。横浜FM戦同様、伊東のアシストから貴重な先制点をマークした。

 前半を1点リードで折り返すと、後半17分からは永木に代えてMF小笠原満男を投入。同23分には伊東を下げ、負傷明けのDF西大伍をピッチに送り込んだ。すると後半30分、遠藤の右CKから植田がヘディングシュート。ミートし切れず、自分の足に当たったボールがゴール方向に飛ぶと、GKが弾いたところに自ら詰め、体ごと押し込んだ。

 植田は今季公式戦初ゴール。公式戦での得点も15年4月16日のJ1柏戦以来、約2年ぶりで、通算2点目となった。さらに直後の後半34分、遠藤がPA内右でボールを受け、切り返しから左足でシュート。ゴール左隅に流し込むダメ押しゴールで3-0と勝利を決定づけた。

 後半アディショナルタイム、土居の左クロスに合わせた金崎の右足ボレーはGKの好守に阻まれたが、守備陣は公式戦3試合連続の無失点に抑え、公式戦3連勝。ACLは前節のムアントン・ユナイテッド戦に1-2で敗れた鹿島だが、これで2勝1敗の勝ち点6に伸ばした。

(取材・文 西山紘平)


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