恋人も友達も。人間関係を断捨離してリセットする方法

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一時期ブームにもなった“断捨離”。モノに対して使われることが多い“断捨離”ですが、人間関係においても、断捨離が必要なときがあります。

断捨離の効果のひとつが、“今の自分にピッタリ合ったものだけを身の回りに置くことができる”ということ。人間関係も同じで、断捨離をすると今のあなたにピッタリ合う人だけがそばにいる状態になれます。

これまで5,400件以上の恋愛相談などを聞いてきた筆者からすると、断捨離した方がいい人間関係は、“友達のふりをして実はそうでもない人”、“将来が思い描けない交際相手”、この2つが真っ先に挙げられます。

しかし、いらないからといってすぐに捨てることができないのが人との関係でもありますよね。今回のコラムでは、人間関係を断捨離するポイントについてお送りします。

1:その人間関係は今後発展するか

今後の関係が発展するかどうかを判断する方法のひとつとして、恋愛でも友情でも、いま本気で付き合っているかどうかを考えてみましょう。本気度が低い場合やただ暇つぶしに一緒にいることが多いようならば、将来的に関係が発展する可能性も低いため、関係の継続をストップさせることもアリでしょう。

2:損得勘定で考えてみる

1で「本気でないけど、完全に離れるのはなんだか辛い」という場合は、損得勘定で考えるのもひとつの方法でしょう。その人と付き合うことが自分にとってのメリットになるかどうかを計算し、メリットがないと思える相手とは徐々に関係を解消していくということですね。

逆にメリットがある場合は、“仕事”と割り切って付き合いを継続させるのもいいでしょう。

3:相手の存在に共感を覚えるかどうか

自分の気持ちが相手の方へ向いていれば、相手からの気持ちも感じることができ、それが癒しや活力などに変わることが多くなります。恋愛にしろ友情にしろ、付き合いが続くのは癒しや活力があってこそでしょう。

しかし、そうでない場合もありますよね。この場合は、先述の損得勘定や関係の発展性なども含めて考え、あまり実りがないようでしたら、関係を薄くしていくのもいいでしょう。

断捨離するといっても、一気に関係を絶つ必要はありません。今差し迫って嫌なことがないのであれば、連絡の頻度を減らすくらいからはじめてみましょう。

古い人間関係にしがみついていては、本当にあなたに必要な出会いが見つからないこともあります。意外なのですが、思い切って断捨離してみると「意外といなくても大丈夫かな?」となることもあるんですよ。

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※ Olesya Kuznetsova / Shutterstock

【筆者略歴】

橘つぐみ

恋愛コンサルタント。つぐみ恋愛相談所代表。テクニックだけでなく、ポンポンッとうまくいく雰囲気も教えるコンサルや勉強会が人気。著書は『野性の勘で恋せよ乙女!(講談社)』、『最終彼氏の見つけ方(大和出版)』他。2児の母。