Inc.:アメリカ人は、1日に平均46回携帯電話をチェックします。若い人ほど、その頻度が高い傾向にあります。

「ちょっとしたチェック」のつもりでも、塵も積もれば山となります。このような中断後、再び集中できるようになるまで平均23分かかると言われているのです。それが46回あれば、1日中集中できない計算になってしまいます。


「ピンボール効果」と呼ばれるこの現象、携帯電話をチェックするだけでお金をもらえるのでもない限り問題です。どんな仕事をしていても、達成感を得ることができなくなってしまうのですから。

では、どうしたらいいのでしょう。

とにかく、チェックする回数を減らしてください。

冗談です。それでは何のアドバイスにもなりませんよね。

そこで、1日中チェックするのをやめてみましょう。「ちょっとしたチェック」を、1日中ではなく、1日のうちの何回かに集中させるのです。携帯電話を使わない時間(理想的には2から3時間)を確保することで、集中して仕事に取り組めます。そして、集中している時間の合間に、20分程度のチェックタイムを設けます。

メールを返したり、SNSを眺めたりするのは、その間に済ませるようにしてください。

集中している時間を決めたなら、それを何としても守るための工夫が必要です。

集中している時間に連絡をしてきそうな人がいたら、あらかじめ知らせておく。上司、パートナー、同僚などです。彼らに、あなたの幸せと仕事での成功を少しでも気にかけてくれるのであれば、放っておいてほしいと言いましょう。

小さくはじめる。しばらくは、多少の戸惑いがあることを覚悟しましょう。

友人または同僚に携帯電話を預ける。ロックするのを忘れずに。さもないと、SNSにとんでもないアップデートが投稿されて返ってくるリスクがあります。

あえて圏外で仕事する。最近は携帯の電波がどこでも飛んでいるので、圏外を見つけるのは難しいかもしれませんが、いくつか圏外の場所を見つけておくといいでしょう。

このように時間のかたまりを決めて仕事をしないと、1日中タスクが手につかず、何ひとつ大きな進展が得られなくなってしまいます。中断を防ぐには、時間を決めて仕事をしましょう。携帯電話も、しばしの休憩を喜んでくれるはずです。


Why That 'Quick' Phone Check Is Killing Your Productivity (and What to Do About It) | Inc.

Robin Camrote(訳:堀込泰三)
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