登壇した加藤ミリヤとROLLY

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 「リトル・マーメイド」で知られるロン・クレメンツ&ジョン・マスカー監督によるウォルト・ディズニー・アニメーション最新作「モアナと伝説の海」(公開中)の大ヒット記念イベントが3月14日、都内で行われ、日本版エンドソングを担当した歌手の加藤ミリヤ、日本語吹き替え版声優を務めたミュージシャンのROLLYが出席。加藤は「どこまでも How Far I'll Go」を熱唱し、伸びやかで力強い歌声を響かせた。

 すると、モアナの旅を邪魔する派手な巨大カニ“タマトア”に声を吹き込んだROLLYが、グラムロック調の挿入歌「シャイニー」を歌いながらゴージャスに登場。壇上を縦横無尽に駆け回り、「そもそも私、海のものか山のものかわからない者ですが、私たち全員、元はと言えば海のバクテリアからやってきたものです! 皆さん、今から自分が海からやってきたということを思い出しますよ!」とまくし立てた。MCから「観客の皆さんにご挨拶を……」と要求されたものの、「挨拶が必要ですか。皆さん、誰だと思う? 私はROLLYだ、大きな拍手を!」と声を張り上げ、観客の喝さいを浴びていた。

 自由奔放に振る舞うROLLYに対し、加藤は圧倒された様子。胸元に光るペンダントを「劇中のモアナがつけているペンダントにインスパイアされて、私がやっているジュエリーブランドで勝手に作らせていただきました」とアピールしたが、ROLLYが「これは流行りますよお! クリスマスのプレゼントにぴったりですねえ」と太鼓判を押すと、加藤は「だいぶ先ですね」と冷静にツッコミを入れていた。

 さらにディズニー映画の大ファンだというROLLYは、「僕が日本語版のタマトアをやったんだという、人生において大きな杭を打ったような気分ですねえ」と歓喜。続けて「『シャイニー』はデビッド・ボウイっぽいと言ったら、(関係者が)『実はそのイメージなんだ』と。映画ではタマトアの目をよく見てください。ボウイさんは子どものころに愚連隊とケンカして、片目をケガしたんです。タマトアも、片目をケガしています」と熱弁し、「またタマトアは、かつては地味なマツバガニだったキャラ。私も子どものころは太っていて、“電気ブタナマズ”と呼ばれいじめられていました。今ではこんな風になった。タマトアをやれてよかった」と万感の思いを口にしていた。

 3月10日に公開された「モアナと伝説の海」は、初週の映画ランキングで初登場首位を獲得し、11、12日の興行収入は約5億9000万円を記録。初日2日間の興収は「ズートピア」(最終興収約76億円)対比132%であり、80億円突破も視野に入るロケットスタートを切った。