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現地時間6日から7日にかけて米国サンフランシスコで1万人を超える参加者を集め開催された「Google Cloud Next‘17」。セッションを200を超え、この間に発表した"Google Cloud"に関連するアナウンスメントは実に100を超えたことを公式ブログで発表。100の発表をコンパクトにコンパイル(編纂)して紹介している。

100の項目は12のトピックスに分けられており、冒頭を飾るGoogle Cloud Acquisitionにはデータ予測や機械学習のデータサイエンティストコミュニティ「Kaggle」や各種クラウドサービスとG Suite連携実績が豊富な「AppBridge」の買収が並ぶ。セキュリティでは、ベータ版だがGoogle Cloudプラットフォームで動くCloud Identity-Aware Proxy (Cloud IAP)や40種類以上のセンシティブなデータタイプに対応したData Loss Prevention (DLP) for Google Cloud Platform (Beta)などクラウドでのセキュリティや情報漏洩対策のための機能追加も行われている。

データ分析では、AdWordsなどGoogleの広告データセット管理も迅速に行えるBigQuery Data Transfer Service (Private Beta)。データ解析サービスプラットフォームを展開するTrifactaと連携し、データ可視化のわかりやすい提供を目指すCloud Dataprep (Private Beta)やDow JonesやxigniteなどのデータとGoogle BigQueryで利用できるデータセット、Google Cloud Datalab(GA)やPython for Google Cloud Dataflow(GA)などが並んでいる。

機械学習では、マシンラーニングのトレーニングやデプロイに自身のモデルをクラウドの製品に組み込むよう最適化してきたCloud Machine Learning EngineやCloud Vison APIがGAに到達。生産性や企業間のコラボレーション向上を図るG Suiteでは、部門ごとのユーザーや支社などのリージョナルなオフィスなど組織部門ごとアクセス制限やファイルアクティビティのログ管理など既存のフォルダに多彩な機能を加えられる Team Drives、従来の同期(Sync)とは異なりPCやMacから直接Google Driveのファイルを編集できるDrive File Streamや特定のプロジェクトを"room"の中で行えるHangouts Chat、機械学習を使いスケジュール機能を実装するインテリジェントボット@meetなども発表している。

なかでも、Gmailとアプリの連動を強める「Gmail Add-ons」。開発者向けにdeveloper previewの案内も行われている。"Write once, run anywhere "を掲げるGmail Add-onsでは、emailと連動したアプリをカスタマーに提供。公式ブログには、先行して開発しているパートナーユーザーのアドオンIntuit QuickBooks、ProsperWorks、Salesforceが紹介されておりCRMと連動したアプリがユーザーの入力の手間を省いたり、コンタクトリストを活用したアプリなどアプリファーストを加速させそうな開発向けツールとなる。年末にはG Suite Marketplaceを通じてアプリの提供が予定されている。

その他、公式ブログには、以下のリスト別に100の発表を掲載。各サービスへのリンクなども随所に貼られている。

・Google Cloud Acquisition
・Google Cloud Security
・Google Cloud Platform /Data Analytics
・Google Cloud Platform /Database Services
・Google Cloud Platform /Machine Learning Serviec
・Google Cloud Platform /Pricing & Support
・Google Cloud Platform /Developer Platforms&Tools
・Google Cloud Platform /Infrastructure
・G suite Enterprise Collaboration&Productivity
・Android&Chrome Devices
・Google Cloud Customers
・Google Cloud Partners

(長岡弥太郎)