今夜最終回「嘘の戦争」全然予想がつかないので、人間関係とストーリーをまとめてみた、どう思う?

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『嘘の戦争』(フジテレビ系、関西テレビ制作)。ずっと一ノ瀬チーム対二科家だったのに、最終話目前にして敵味方が入り乱れてよくわからなくなってきた。


第9話あらすじ


今話の一ノ瀬(草なぎ剛)のターゲットは、育ての親・三瓶(大杉漣)。30年前の事件の証拠を一ノ瀬の父親に託されておきながら、報復を恐れて黙っていたことが原因だ。一ノ瀬は、三瓶が離婚して以来会ってない愛娘・由美子(国仲涼子)に近づく。

二人の仲を取り持ち、由美子と婚約者の両家の顔合わせに三瓶を出向かせる事に成功する。そこで一ノ瀬は、三瓶のいかがわしい写真を合成でねつ造して縁談中にバラまこうと計画。しかし、由美子と自分の誕生日が同じ日だと知り、由美子の事を放っておいてまで三瓶が少年時代の自分に寄り添っていてくれた事に気付き、復讐を思いとどまる。

一方、一ノ瀬に脅された興三(市村正親)は、要求通り謝罪会見を行った。しかし、その内容は一ノ瀬が望んだものではなく、一ノ瀬が詐欺師だという事を公にしてしまう。怒った一ノ瀬は、事件の証拠音声をネットに流そうとするも、百田(マギー)とカズキ(菊池風磨)に裏切りにあい、全て消去されてしまう。駆けつけた警察から逃走、さらにその後を六車(神保悟志)が追いかけたところで9話終了。

誰が今何を考えているのだろうか


百田とカズキの裏切り。感情で動く晃(安田顕)と楓(山本美月)。ここら辺のせいで、単純な敵味方に分ける事が出来なくなってきた。そこで、登場人物が今どんな状態かを軽くまとめておきたい。

一ノ瀬・・・百田とカズキに裏切られ、さらに詐欺罪で警察から逃走中で絶体絶命。とにかく興三に復讐を済ませて外国に逃げたい。

二科興三・・・全ての元凶。隆(藤木直人)にも内緒で、殺し屋・六車をもう一度使って一ノ瀬を始末したい。

ハルカ(水原季子)・・・大好きな一ノ瀬にとにかくついていきたい。警察に踏み込まれた時思いっきりしらばっくれていたが、関係者なのは明白。参考人として事情聴取されないのかちょっと心配。

二科楓・・・二科家でありながら、興三の過去の事件には納得がいっていない様子。ものすごい騙され方をしたが、一ノ瀬側につく可能性もあり。一ノ瀬に利用される可能性もあり。

二科晃・・・楓と同じで興三に素直に従う事が出来なそう。しかし、大事な妹の楓を騙した一ノ瀬には怒りを覚えており、単独で何かしでかすかもしれない。

六車・・・とにかく一ノ瀬を殺したい。興三の命令を無視して暴走する可能性も。

百田・・・一ノ瀬を裏切った上に、二科家まで裏切りそう。一番どう動くかわからない人物。

カズキ・・・百田と一緒に行動をしているが、まだ純粋な詐欺師に成り切れていないため、百田を裏切って一人でも一ノ瀬側に戻るはず。

三瓶・・・さすがにここから裏切る事はないはず。一ノ瀬が録音データを失った今、三瓶が一ノ瀬の父親に託されたという証拠がカギを握りそうだ。

みんなの現状


一番注目したいのは二科家の次男・隆だ。1話からずっと一ノ瀬のライバルであり、二科家のエース的存在の隆だが、別に悪者な訳ではない。むしろ、正義の部類の人間だ。一ノ瀬を追い込むために百田らを懐柔したのは隆だが、この隆も楓・晃同様に興三の過去には納得がいっていない部分もあるはず。家族を守る為に倫理観を捨てたことで、良心の呵責に一番さいなまれているのは隆なのだ。

主人公の一ノ瀬よりもむしろ隆の感情がどこに落ち着くかで、このドラマの印象が大きく変わるだろう。もし、会社を潰されたら?もし、家族が離散に追い込まれたら?その時の隆の表情、発言に是非注目したい。

ラストがどうなるのか見当もつかない。それどころかハッピーエンドが何なのかもわからない。最終回は、15分拡大スペシャルだ。

(沢野奈津夫)