落書き事件のあった、米カリフォルニア州ランチョ・パロス・ベルデスにあるトランプ・ナショナル・ゴルフ・クラブ(2006年9月24日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が米カリフォルニア(California)州南部に所有する高級ゴルフコースに活動家らが侵入し、5番ホール周辺の芝生にトランプ氏に対する抗議のメッセージを刻む事件が起きた。警察当局が13日、明らかにした。

 事件が起きたのは12日。自らを「匿名環境活動家集団」と名乗るグループが米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)に送った動画には、ロサンゼルス(Los Angeles)の南方約50キロのランチョ・パロス・ベルデス(Rancho Palos Verdes)にある「トランプ・ナショナル・ゴルフ・クラブ(Trump National Golf Club)」に、活動家ら4人が柵を乗り越えて侵入する様子が映されている。

 64秒間のこの動画の中で、黒い服装の活動家らは園芸用の道具で芝生を削り、有名ゴルフ選手にちなみ「ノーモア・タイガー、ノーモア・ウッズ(トラがいない、森もない)」と大きさ2メートルほどの文字でメッセージを残している。

 活動家グループはワシントン・ポストに送った声明で、今回の行動はトランプ政権による「環境に対するあからさまな軽視」に抗議することが目的と説明している。

 18ホールのこのゴルフコースは、米誌ゴルフ・マガジン(Golf Magazine)から全米のゴルフコースのトップ100にも選ばれている。太平洋(Pacific Ocean)を臨む絶景で知られ、『50回目のファースト・キス(50 First Dates)』や『モンスター上司2(Horrible Bosses 2)』などの映画の撮影にも使用された。

 ゴルフ情報サイト「ワールド・ゴルフ(World Golf)」によると、このゴルフコースの建設費用は国内最高の2億6400万ドル(約300億円)という。

【翻訳編集】AFPBB News