3月14日はアメリカ音楽史において偉大な功績をもつ巨匠、クインシー・ジョーンズの84歳の誕生日。

 1933年3月14日、イリノイ州シカゴ生まれのクインシー・ジョーンズは、ジャズ界、映画界、そしてポップス界において半世紀以上にわたり、数えきれないほどの功績を収めている正真正銘の巨匠である。日本でも大ヒットを記録した「愛のコリーダ」(1981年)に代表される自身の作品はもちろん、プロデューサー/アレンジャーとして、多数のアーティストとヒット曲を全米ビルボードチャートに送り込んでいる。その代表格ともいえるのが“史上もっとも売れたアルバム”『スリラー』(1982年)など一連のマイケル・ジャクソン作品だろう。

 20世紀を代表するプロデューサーとして60年代から輝かしいキャリアを築いてきたクインシー・ジョーンズにとって、記念すべき初プロデュース&全米ビルボードNo.1獲得楽曲は、自身が見い出した女性シンガーソングライター、レスリー・ゴーアのデビュー曲「涙のバースデイ・パーティー」(1963年)。同曲の大ヒットを受け、ゴーアはその後もクインシーのプロデュースにより「涙のジュディ」や「恋と涙の17歳」など、立て続けにヒット曲を連発している。