14日、中国メディアの観察者網は日本に難民申請中のバングラデシュ人の男性2人がだまされて福島第一原発事故の除染作業に従事させられていたと伝えた。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。

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2017年3月14日、中国メディアの観察者網は日本に難民申請中のバングラデシュ人の男性2人がだまされて福島第一原発事故の除染作業に従事させられていたと伝えた。

記事によると、バングラデシュ人のホセイン・モニーさんとホセイン・デロアルさんは、2013年に政府の迫害を理由に難民申請をした。日本政府は難民認定審査を待つ申請者に対し、上限半年間のビザを発給し、期限ごとに更新の可否を決めているが、申請から半年後は就労が認められている。

この2人の男性は14年、日本に住むバングラデシュ人の男性に人材派遣会社を名乗る人物を紹介され、「除染に従事すればビザが延長される」と説明を受けたという。この話を信じた2人は、建設会社に採用され、15年1月から3月ころまで福島県飯館村で除染作業に従事した。

このニュースに対し、中国のネットユーザーからは「これが日本人の一貫したやり方だろ?」「見ろよ、これが素養のある国の姿だぞ」など、批判的なコメントが多く寄せられた。

中国のネット上では日本の民度の高さを称賛する意見も少なくないためか、「それでも日本の民度は高いなどという人が国内にはいる」「日本人は民度が高いのに、人をだますなんてあり得ない」と、皮肉を込めたコメントも少なくなかった。

他にも「日本人のこのやり方はすごく勇気があるな。世界中から嘲笑されることをしたのだから」という意見もあった。どこにでも悪徳業者というのは存在するが、確かにこれは弱みに付け込んだひどい話であり、非難されるべきことと言えるだろう。(翻訳・編集/山中)