生とはエレクトロ。

モスクワを拠点に活動するメディア・アーティストのドミトリー・モロゾフさんのアイディアは、吸血鬼の認識を生けるバッテリー貯蔵庫に変えてくれました。文字通り、彼自身によって構築されたインスタレーションをご覧ください。

血液、採血のシーンがあるので、苦手な方はご注意を。



これはモロゾフさんの血液によって動作する巨大な電子音楽装置。

Nerdcoreによると、血液は18カ月かけて徐々に採取され、採取された総量は約4.5リットルにもおよびます。マンガ『アカギ』でもアカギが鷲巣麻雀戦で2,000cc抜かれて一時気絶していましたし、4.5リットルといえば致死量をはるかに上回る数字です。


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その後、血液は希釈され、装置に必要な7リットルを得ました。装置は5本の電池で構成されており、それぞれに電極を備えた11本の血液貯蔵タンクが納められています。1本の電池が約0.6Vを生成し、一連の電池群によって合計3Vと1000mAhの電流強度が生まれ、これがメインバッテリーにつながれたサウンドユニットへと送られて音が出るといった仕組みです。


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モロゾフさんは「血液には十分な鉱物(Na+、K+、Mg2+、Ca2+ HCO3-、Cl-、PO43-、SO42-)が含まれており、直流電気を生成するための実験を必要としている」と述べ、今回のアプローチは生体電気を発見したルイージ・ガルヴァーニや、ボルタ電池を発明したアレッサンドロ・ボルタなど、19世紀の電気と電池の実験にビジュアルデザインの影響を受けたと語っています。


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インスタレーションの名称は『until I die(わたしが死ぬまで)』。我々の体を迸る血液の工業的神秘性を感じる次第です。これはもう電血と言うべきか。
もっと読む
・ゲーム画面の中で死ぬと現実で血を抜かれる献血システム「Blood Sport」
・吸血コウモリがついに人間の血を吸い始めたらしい


image: vimeo
source: vimeo via Nerdcore, ::vtol::

(ヤマダユウス型)