12日、韓国日報などによると、韓国プロサッカー「Kリーグクラシック(1部リーグ)」に返り咲いた江原FCが今季本拠地での開幕戦を行ったが、新たに整備された競技場の散々な状況から批判を浴びている。写真は平昌五輪会場となる龍平リゾートスキー場。

写真拡大

2017年3月12日、韓国日報などによると、韓国プロサッカー「Kリーグクラシック(1部リーグ)」に返り咲いた江原(カンウォン)FCが今季本拠地での開幕戦を行ったが、負け試合という結果以上に、新たに整備された競技場の散々な状況から批判を浴びている。

11日、FCソウルとの試合が行われたのは平昌(ピョンチャン)アルペンシアスタジアム。1年後に迫った平昌冬季五輪会場のスキージャンプ台の着地部分をサッカー場に改造したもので、ジャンプ台と人工の滝がつくり出す独特の風景と、サッカー専用競技場に劣らない観客席の環境などから大きな関心を集めていた。むろん、五輪会場の融合・複合活用のモデル事例としての期待もあり、3万ウォン(約3000円)と決して安くはないチケット価格にもかかわらず、開幕戦には平昌郡の人口の13%に迫る5098人のファンが詰め掛けた。

しかしこの競技場が、試合の熱い雰囲気までぶち壊したという。平昌五輪のテスト大会が終了した2月16日以降、江原FC関係者がジャンプ台の雪を取り除く作業を続けたものの、中途半端な状態。グラウンドのあちこちに芝ではなく土が見え、ボールは地面の凹凸に不規則にバウンド、選手らはたびたびつまずいて転んだ。さらに、会場を雪で覆う前に芝の生育のためまいておいた肥料が悪臭を放っていた。

会場にたどり着くまでの道のりも一難だ。余裕を持って止められる駐車場は競技場の2キロ手前、ファンらはここから泥の坂道を上り下りして向かった。チケット売り場やトイレ、売店も足りない。FCソウルのFWデヤンは試合後、この競技場について「澄んだ空気とジャンプ台の粋な外観が印象的」としながらも「サッカーをするグラウンドではないと思う」と皮肉った。

この報道に韓国のネットユーザーからも「プラスチックの椅子を置いて観客席とはさすがにひどい。タダでも行かない」「まさかトイレも露天とかじゃないよね?」「これで3万ウォンはないよ」「3万ウォンならチキンとビール1本サービスしてもいいくらいじゃないか?」「いっそジャガイモ(同地の特産品)でも植えて、アルペンシア・ジャガイモスタジアムにしたら?」など酷評が多数寄せられている。

一方で、「急いで雪を片付けなくても。春になってちゃんと芝が育ってからサッカーをやればいいのに」「サッカー場には何の問題もない。無理にそこで試合をした方が問題」として時期を問題とするものや、「問題はどこでも発生し得る。今後直していけばいい」「ジャンプ台を活用するというアイデアはいいんだけどな」など一定の理解を示す声もあった。(翻訳・編集/吉金)