はなまる、サブウェイ、コンビニ…外食での太らない選び方とは?

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 外食=罪悪。ダイエット中の女性が陥りがちな思い込み、私にも経験ありますが食事自体が楽しめなくなってしまいますよね。

『外食女子のための太らない選択』の著者、手島奈緒さんは農業・畜産・加工食品の現状と問題を熟知する食品ジャーナリスト。さらに本書は医師と管理栄養士がタッグを組んでいるという優れもの。プロお三方が外食チェーン50店のメニューを、実名で徹底比較しちゃいました。

 判断基準は、栄養成分表(エネルギー、たんぱく質、脂質、炭水化物、食塩相当量等)、栄養学的要素(調理法や原材料)。調査方法は、お客様相談室・店舗への問い合わせ、Webサイトでの公開情報、店舗でのメニュー調査になっています。

◆「ローストビーフサンド」対「たまごサンド」、どっちが賢い?

 たとえばお手軽ランチの代表選手、「サブウェイ」のサンドウィッチ。

「ローストビーフサンド」対「たまごサンド」、軍配が上がるのは意外にもローストビーフサンドなのです。一見ヘルシーなたまごですが、マヨネーズで和えているためハイカロリーに。片やサブウェイで使用しているオージービーフは鉄分も含まれている優秀食材なのだそう。

 それから、ヘルシーな定食屋として名高い「大戸屋」。

 「四元豚のヒレかつ定食」対「鶏と野菜の黒酢あん定食」。ダイエット中にヒレかつなんて言語道断! というのは悲しい思い込みです。

 ひれカツ定食のカロリーは693キロカロリー。意外や意外、鶏と野菜の黒酢あん定食は995キロカロリー! 根菜類や片栗粉など、隠れた糖質を見逃してはいけません。豚ヒレ肉はバラやロースと比較して脂肪分が少なく低カロリーなのです。

 お財布にもお腹にもやさしい「はなまるうどん」。

「温玉ぶっかけ(中)」対「ぶっかけ(中)」の勝負はいかに? カロリー的にはぶっかけ(中)が548カロリーと控えめですが、ほとんどが糖質。たまごがブラスされている温玉ぶっかけ(中)は621カロリー。

 その差は73カロリーですが、たまごでたんぱく質がプラスできますし、糖質オンリーよりも血糖値の急上昇も防げるので、こちらをチョイスするのが賢い女子だそうです。

 本書はファミレスやカフェだけではなく、ファストフードやお弁当チェーン、ドーナツショップやコンビニ食材まで網羅されています。

◆生クリームとホイップクリームは別物だった!

 便利な同書ですが、常に持ち歩くわけにもいきません。ポイントとする知識が差し挟まれているので、これを覚えておくだけでも役立ちそう。

 たとえば生クリームをホイップ(泡立てる)したものをホイップクリームだと思っている人、多くないですか。このふたつは似て非なるものだというのです。

・生クリーム=「乳製品」牛乳が材料。
・ホイップクリーム=「乳等を使用原料とする食品」菜種油やパーム油などの植物油に乳化剤や安定剤を加えたもの。

ローソン「白いメロンパン ホイップクリーム」 このふたつ、カロリー的にはほぼ同じなので、栄養価を考えたら生クリームを選ぶのがベターかも。

 そのほか、「ハンバーグよりステーキを信頼すべし」(ハンバーグの糖質はステーキの1.5倍)、「お寿司は油を見極めて選ぶべし」(回転寿司ではカツオやマグロまたはサバやアジを)など、この本には外食するときの基本セオリーが満載です。

 食べ物も恋愛も、見る目が大事。コツをつかんで、日々楽しく鍛錬しようではありませんか。

<TEXT/森美樹>