三井不動産と同社系列会社のカーシェアリング・ジャパンは13日、オフィスビルのさらなる付加価値向上のため、テナント企業向けに法人会員制カーシェアリングサービスを提供すると発表した。第1弾として同日、三井不動産が運営する千葉市にあるワールドビジネスガーデンでサービスを開始した。

 同サービスにテナント企業が入会すると、駐車場契約、車両リース契約、保険契約、車検手続きなどが不要になり、社用車の管理手間が削減できる。また、レンタカーと6時間、50km/回の利用条件でコスト比較するとレンタカー利用が9,540円なのに対し、同サービスでは4,320円と、5,220円のコストメリットが生じるという。また、タクシーと片道20分(距離8km)、滞在時間90分の条件で比較するとタクシー利用が5,300円、同サービスでは2,160円で3,140円のコストメリットが出るという。

 同サービスと一般のカーシェアリングサービスとの違いとして、同サービスではオフィスビルの敷地内駐車場で利用できること、安全・安心な機能としてブレーキ支援やふらつき・車線逸脱警告機能(アイサイト)、およびドライブレコーダーを標準搭載していること、および全車種ハイブリッドカーを採用し、環境にも配慮していることが挙げられる。

 料金面では、10分あたりおよび夜間パックの設定料金が業界最安値となっており、また短時間の乗車や取引先への直行・直帰も気軽に利用できるとしている。料金は10分が120円。夜間パックが2,000円(18:00〜09:00)。また、社員の福利厚生として企業が登録した社員は、プライベート利用として個人でも同サービスが利用できる。

 今後、両社は、都心部や東京近郊のオフィスビルにおいてサービス展開を検討中であり、テナント企業に訴求したサービスを提供することで同サービスへの入会、利用を促進するとしている。