いつまで産める?「高齢出産」の最新タイムリミット!(1)全出産の3割が高齢出産!

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 11年に40歳で男児を出産した松嶋尚美や、13年に42歳で第2子を出産した永作博美、15年に41歳で女児を出産したはしのえみ、16年に40歳で第2子を出産した東尾理子の例など、一般的に35歳以上での出産が高齢出産と呼ばれるなかで、近年は40歳を過ぎた有名人たちの出産ニュースが耳に届く。

 海外でもマドンナ(00年に42歳で男児を出産)や、ニコール・キッドマン(10年に43歳で女児を出産)など、有名人の高齢出産例は枚挙にいとまがない。その中でもマライア・キャリーは42歳にして男女の双子を出産。産後に健康な姿で仕事復帰し、以前の輝きを取り戻している。

 このように40歳を過ぎての出産を経た後も、有名人としてメディアに登場し続けてる女性たちを見て、勇気づけられる女性は多いことだろう。かつての高齢出産といえば、文字どおり決死の覚悟で出産に臨んだ人も多かったが、昔と今とで高齢出産における事情は何か変化をみせているのだろうか。

「近年の時代背景の変化に後押しされ結婚年齢が上昇しているため、35歳以上のいわゆる高齢出産が増えています。その数は30年前と比べおよそ4倍。今や日本における全出産の3割ほどが高齢出産という時代なんです」

 そう語るのはオンライン病気事典「MEDLEY」編集医師の園田唯氏。いわく、このような傾向は決して日本に限った話ではないそうだ。

「欧米や韓国などの諸外国でも女性の社会進出やライフスタイルの変化に伴い、高齢出産のケースが増加しています。やはり女性のライフプランの意識の変化は大きいですが、ハリウッドセレブなどの影響もあるかもしれません」

 高齢出産がある意味で当たり前と呼べる時代がやってきたと言えよう。

 それでも園田氏は、高齢出産の際に母子にかかるリスクがなくなったわけではないと強調する。

「高齢出産の場合は、流産や染色体異常などの問題は大きいです。もちろん、死産や出産後の死亡例も存在しています。100%安全な出産は存在しないのが現状です」

 医療の発達によりリスクは減っているもの、万が一の可能性はまだまだぬぐえないようだ。