舟木一夫と森友学園の籠池氏

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 学校法人・森友学園の籠池泰典理事長が、3月10日に大阪府内で会見し、『瑞穂の国記念小学院』の認可申請を取り下げたことを発表した。

 この前日、大阪府の現地視察に立ち会った籠池氏は、

「お願いする。私にこの学校を開設させてほしい」

 と、何としても学校を設立するんだという意欲に燃えていたはずだったのだが……。

「国有地を8億円も値引きして取得したり、建設費の金額がそれぞれ違う3通りの契約書を提出したりと、調べると不可解な部分が出てきた。

 だが、会見でその問題の納得する答えは得られませんでした。問題が明らかになって府が不認可とすることは確定的でしたから、その前に理事長も辞めて自ら身を引こうと思ったのでしょう」(全国紙記者)

 自説をとうとうと語り続けた籠池氏。そんなひとりよがりとも思える行動は芸能界にも被害を及ぼしていた。

「実は瑞穂の国小学院の校歌に、舟木一夫の『あゝ青春の胸の血は』が使われる予定でした。学校説明会で保護者から校歌について聞かれた際、学校側は舟木さんの曲を校歌にすることを明かしたのです」(ワイドショー関係者)

 国会などで森友学園と安倍総理夫妻との関係などが審議されている中で、いきなり飛び出した舟木の名前。所属事務所も困惑の色を隠せない。

「'15年の秋ごろに、森友学園側から事務所に“校歌として使いたい”という電話があったのは事実です。ただ、舟木の歌ですが、権利は歌手にありませんので“レコード会社に確認してください”と言ったのですが……」

 ちなみに、舟木と籠池氏は面識はない。そこで、『あゝ青春─』を発売する日本コロムビアにも聞くと、

「申請も問い合わせも来ていません。著作権を管理するJASRACにも問い合わせはなかったそうです」

 と、学園側からの申請がなかったことを明かした。

「舟木が学校行事に出席するという話もあり、確かにオファーはあったのですが、“スケジュールが合いましたら”と言っただけ。OKなんてひと言も言ってない。(籠池氏は)ノーと言わないと勝手にイエスと取ってしまう方なんでしょう」(舟木の所属事務所)

 だが、事務所にはファンからの苦情はなく、応援の声がたくさん寄せられている。

「卒業の季節には、今でも“『高校三年生』を歌っていいですか?”という問い合わせが何百件って来るんです。でも校歌にしたいというのは初めてでした。それを舟木に話したら、“珍しいね。面白い学校もあるもんだね〜”って笑ってたんですけど。ただ、こんな騒動に巻き込まれるなんて、思ってもいませんでしたよ」(前出・舟木の所属事務所)

 若い人たちに舟木の名曲を覚えてもらおうというのは悪くないけど、さすがに無許可はダメですよ。籠池さん!