Intelは現地時間3月13日、自動運転の実現に重要な画像処理チップのMobileyeを買収することに合意したと発表しました。買収額は153億ドル(約1兆7,544億円)と発表されています。

世界の16社に高度運転支援用チップを納入

Mobileyeは、1999年にイスラエルで創業された企業で、ソフトウェアとハードウェアともに自社開発した自動車の先進運転支援システム用画像処理チップが強みです。
 
Mobileyeの製品はホンダ、日産、BMW、フォルクスワーゲン、アウディ、プジョー・シトロエングループ、GM、フォードなど16社に納入されています。なかでも「EyeQチップ」は2016年時点で世界を走る1,600万台の自動車に搭載されています。
 
なお、Intelは今年1月、下り最大5Gbpsを実現する5G対応モデムの提供開始時期について発表した際、自動運転技術には1日に4,000GBものデータ処理が必要、と発表していました。

Appleも目立った動き見せる自動運転部門

自動運転技術の開発では、Googleが、自動運転車部門を「Waymo」として独立させるなどテクノロジー企業の中では一歩先を行く動きを見せています。
 
Appleは、昨年12月に米運輸当局に提出した意見書で、自動運転分野に重点的に投資していることを明かしたほか、今年1月には米政府の有識者会議に役員を送り込むなど、目立った動きを見せています。
 
さらに、昨年Appleが10億ドル(約1,147億円)を出資して話題となった中国のライドシェアサービスのDiDiは、Apple本社にほど近いシリコンバレーに人工知能を用いた自動運転に関する研究施設を設置すると報じられています。

 
 
Source:両社の共同発表, Wall Street Journal
(hato)