映画の世界に入り込んだ熱唱を披露した昆夏美と山崎育三郎

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 映画『美女と野獣』(2017)の日本版デュエットソングお披露目イベントが13日に都内で行われ、吹き替えでヒロインのベル役を担当した昆夏美と野獣役の山崎育三郎が役衣装で登壇し、名曲「美女と野獣」を披露。2人は手を取り見つめ合いながら、役になりきった心揺さぶる熱い歌声で観客を魅了した。

 本作は、1991年製作の不朽のディズニーアニメーションの実写映画化。呪いによって野獣に姿を変えられ、心を閉ざして暮らす王子(ダン・スティーヴンス)と、周囲から“変わり者”と呼ばれ、心に孤独を抱えたベル(エマ・ワトソン)。2人が織りなす真実の愛の物語を、美しいナンバーで彩った珠玉のミュージカル映画だ。

 印象的なイエローカラーのドレス姿を披露した昆は、「幼い頃から聞いていたこの楽曲を山崎さんと、一度は着たいな……と乙女心を抱いていた黄色いドレスを着て歌わせていただくということで、大変楽しかったです」と笑顔。山崎も、昆とは数々のミュージカルで共演していることもあり、「声優として(アフレコ)画面の前で歌ったり芝居をしたりするより、今日こうやって歌った方が楽しかったです」と充実した表情を見せた。そして、「ベルと野獣の気持ちになって芝居として歌わせてもらいましたが、いかがでしたか」と呼びかけ、観客からの大きな拍手を嬉しそうに受け止めた。

 今回歌唱した「美女と野獣」のほか、ディズニー映画の音楽で知られるアラン・メンケンが手がける名曲ぞろいの本作。2人は先日行われたロンドンプレミアに参加した際にアランと会ったそうで、山崎は「『(日本版を)楽しみにしているよ』と声をかけてくださった」と喜ぶと、「アラン・メンケンさんの楽曲には役の感情がちゃんと描かれているので、自分たちが思いを込めなくても、メロディーにちゃんと言葉と音を乗せれば、その世界に連れて行ってくれる」と紹介。

 また、本作には新曲が3曲加えられており、愛を知った野獣が苦悩の中でベルに自由を与えた後に歌う切ないバラードについて、「アフレコのあとに観て、涙が流れてきました。自分が感動してしまうくらい素敵なシーンになっていました」と自画自賛して、期待をあおる場面も。そんな山崎はこの日、集まったファンに向けての写真撮影に王子様ポーズで対応するなど、サービス精神旺盛に本作をPRした。(取材/錦怜那)

映画『美女と野獣』は4月21日より全国公開