フェイスブックで追跡されてメキシコにいることが発覚し、身柄を拘束されたイタリア人の逃亡犯ジュリオ・ペローネ受刑者。イタリア国家警察が公表(2017年3月11日公開)。(c)AFP=時事/AFPBB News

写真拡大

【AFP=時事】1998年に逃亡したイタリアの犯罪組織のメンバーが、フェイスブック(Facebook)上で追跡されてメキシコに住んでいることが発覚し、11日までに本国へ送還され収監されたことが分かった。

 ジュリオ・ペローネ(Giulio Perrone)受刑者(65)は、イタリア南部ナポリ(Naples)の麻薬密売国際組織「カモッラ(Camorra)」の「卸し担当」として、1980〜90年代のイタリアにおける麻薬取引で大きな力を持っていたという。

 1993年に妻と一緒にコカイン16キロを密輸しようとしたとして逮捕され、禁固22年の刑を言い渡されたが、1998年に弁護団が上告に失敗すると行方をくらました。

 だが、イタリアの警察当局は最近フェイスブックを通じて、ペローネ受刑者がメキシコ北東部タマウリパス(Tamaulipas)州のタンピコ(Tampico)で偽名を名乗って暮らしていたことを突き止めた。メキシコでは同国人女性と再婚し、複数の子どもももうけていた。

 今月初めにペローネ受刑者はメキシコの自宅で拘束され、本国へと送還され、10日夜にローマ(Rome)に到着した。警察はフェイスブックでどのようにペローネ受刑者を追跡したのかについては詳細を明らかにしていない。
【翻訳編集】AFPBB News