【プロが指南】眉とアイラインどっちが先?美人顔になれるメイク法
みなさん、メイクをする順番について気をつけたことはありますか?
どこからメイクを始めるのかというのは、わたし達プロはとても大切にしています。どこからメイクをするかは、基本的にはどのメイクを目立たせたいか、というバランス作りの視点で決めます。
例えば筆者はアイメイクを強調したいときは、アイメイクを完成させ、その後ファンデーション、アイブロウと、周りのパーツが完全に馴染むようにバランスを取っていきます。
特に日常のメイクの中で大切になるのは、“眉メイク”と“アイライン”のどちらを先にメイクするか、ということではないでしょうか。
“眉メイク”と“アイライン”はどっちが先?結論からいうと、バランスを取りやすいのはアイラインから描く方法です。なぜなら最後に眉でメイクを引き締めるという方法は失敗が少なく、バランスを取りやすいからです。
眉の濃さや長さ次第で、目元のアイラインをグッと引き締めるのか、それともアイラインで充分しまっていて、これ以上強くなりたくないからぼかすのか、などの調整が可能になります。
もし“アイラインはほとんど引かずに眉を強調したい”という場合は、眉から描く方がおすすめです。ご自身の好みのメイクにも合わせながら、ベストな順番を探しましょう。
眉でバランスをとるテクニックバランスの良い眉ってなに?という方のために、アイライナーをひいた後に眉でバランスを取る方法をご紹介します。
目元、目力をもっと強くしたい場合:
例えばお顔のバランスの中で、少し目元が小さめの方、またアイラインが映えづらい一重、奥二重の目元の方など。
眉のトーンはグレーなどの濃いめの色で眉山をしっかりと描くことで、お顔全体が引き締まり、目力も眉の力で強められます。
目力はしっかりあるので、眉でバランスを取りたい方:
目が大きめの方、アイラインが映えやすい二重の方などですね。逆に眉が強すぎると、目の印象のバランスが取りづらくなり、目を小さく見せてしまうことも。
ダークブラウンやブラウンなどの明るめの色味で目元の強みをぼかしながら馴染ませる眉作りをしましょう。
30代からの洗練女子メイクは、ただパーツを強調するだけのメイクはNG。いかにバランスをとるか、そしてバランスをとることで、理想の美人顔に近づくことができます。ぜひ今のメイクがイマイチ……と感じている方は参考にしてみてくださいね。
【画像】
※ Solis Images / Shutterstock
【筆者略歴】
小笠原 彩
メイクアップアーティスト/ビューティープロデューサーとしてロンドン、NY、東京と最前線のシーンで活躍。講演やハリウッド女優も顧客に持つ。2015年に美容プロデュースの会社を立ち上げ、活動を広げている。