日本人の主食であるお米は美味しくて腹持ちも良いのですが、ダイエッターからは糖質やカロリーの面で敬遠されがち。そこでお米に代わる低カロリーの雑穀が人気です。その中でも、モチモチの食感と豊富な栄養素、低カロリー、血糖値を上げにくいというメリットがある「もち麦」が話題になっています。今回はもち麦の健康効果について調べてみました。

もち麦ってどんな麦?

もち麦はお米ではなく大麦の一種で、麦ご飯や雑穀米、シリアルに入っている押し麦の仲間です。お米にうるち米ともち米があるように、麦にもうるち種ともち種があり、もち麦はもち種から取れる大麦です。「もち」と名前にあるように、でんぷん質に粘り気があるため、もちもちとした食感が楽しめるんです。炊いた時の香りも良いため、押し麦よりも食べやすいという意見が多いのも特徴。何より、白米よりも栄養価が高いのに白米や玄米よりも低カロリーで、βグルカンという食物繊維にダイエット効果があることから人気に火がつきました。

もち麦の健康効果とは

100gのもち麦と白米を比較すると、タンパク質、ビタミンB1、ビタミンEはもち麦のほうが多く、マグネシウムや鉄分、亜鉛などのミネラルも白米よりかなり豊富に含まれています。そして食物繊維は白米の約22倍も含まれているんです。もち麦の食物繊維は不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の両方を含んでおり、便秘解消に嬉しい効果を発揮してくれますよ。もち麦に含まれる食物繊維はβグルカンという特殊な成分で、きのこ類にも多く含まれています。βグルカンは血中のコレステロール値を下げる効果やがん予防の効果、免疫力を高める効果が期待できるんです。

食事を減らさずダイエットができるってホント?

βグルカンは不溶性食物繊維で、満腹感を良くするという特徴があります。更には、食べたものをゆっくりと消化する作用があるので血糖値の上昇を穏やかにし、空腹感が起きにくいのでダイエットには最適なのです。血糖値の上昇を穏やかにしてくれるため、インスリンの分泌を抑えて脂肪の増加を防いでくれます。白米の置き換えとしてもち麦を食べることで、満足感を得たままカロリーや糖質を減らすことができるため、ダイエッターには人気の食材なのですね。

もち麦と白米を混ぜて炊く場合、もち麦に対し水は2倍必要です。白米1合・もち麦1合で炊く時は、白米1合分の水を入れてから、もち麦と水2合分を入れます。もち麦は洗う必要はありません。もち麦は扱うメーカーによってβグルカンの含有量が異なるため、成分表をよく確認して購入すると良いですよ。


writer:しゃけごはん