エルトン・ジョン、意外なアーティストの作品を買うためレコード店へ

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 2017年3月9日(現地時間)、カナダのバンクーバーにあるビート・ストリート・レコードにエルトン・ジョンがボディーガード2人とふらっと立ち寄り、買い物を楽しんだ。店長によると、エルトンはテック・ナインの作品がないかと尋ねたという。

 今月70歳になるエルトン・ジョンはヒップホップを含む新しい音楽を手当たり次第聴くことで知られ、ヤング・サグ(ジョン・レノンと比較して褒めたことがある)やビッグ・ショーン(二人がパーティーで出会った際にニュー・アルバムを褒めちぎったことがある)のファンを自認している。また、ア・トライブ・コールド・クエストの『ウィ・ゴット・イット・フロム・ヒア・サンキュー・フォー・ユア・サービス』に収録されている「ソリッド・ウォール・オブ・サウンド」は、エルトンの「ベニーとジェッツ(奴ら演奏は最高)」をサンプルしており、ゲスト・ボーカルとしても参加している。

 とはいえ、米カンザスシティのラッパーであるテック・ナインは、一般的なラジオではほとんどかからず、メインストリームのマスコミでもほとんど取り上げられることはない。ファンベースには多くのジャガロ(Juggalo、インセイン・クラウン・ポッシーの過激なファン)もいるようなアーティストなのだ。「ギャンスタ・ラッパーの作品があるか聞かれるなんて全く予想してなかった」と店長はCBCに話している。
 
 残念ながら店はテック・ナインを切らしており、エルトンは代わりにリトル・フィート、ディヴァイン・ブラウン、リンダ・ロンシュタット、モリス・デイ、そして“スクリッティ・ポリッティの在庫すべて”を購入し、快く写真撮影に応じ、自身の『黄昏のレンガ路/Goodbye Yellow Brick Road』にサインを書いて帰っていったそうだ。