U.F.O.仮面ヤキソボーイ場面カット

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 日清食品のカップ焼そば『日清焼そばU.F.O』のテレビCMシリーズ「U.F.O.仮面ヤキソバン! 」が、予想外の展開をみせています。

 3月10日から動画公開がスタートしたのは、2016年に放映されたヤキソバンの息子・ソースを主人公にした物語の青年期篇。2016年放映のシリーズではソースを吉川晃司さんが演じていましたが、青年期ではソースを俳優の中川大志さんが演じています。

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■「U.F.O.仮面ヤキソバン! 」シリーズのおさらい

 「U.F.O.仮面ヤキソバン! 」は1993年から1995年にかけ放映されたCMシリーズ作品。主人公のヤキソバンをマイケル富岡さんが演じ、「あげ玉ボンバー」「ソースビーム」など数々の技を繰り出し「地球の食生活を守るヒーロー」として活躍していました。

 それから時は流れて約20年後の2016年。ヤキソバンが再びテレビの前に登場したのですが、なんと「54歳・無職」の設定。「落ちぶれたヒーロー」と週刊誌に叩かれ、道行く人からはその姿を笑われるなど、それこそ人生のどん底を味わっていたのでした。そんな世間のしうちに耐えかねたヤキソバンは完全逆ギレをしてあっさり闇落ち。全ての焼そばを憎む魔王へと変貌を遂げたのです。

 そこからさらに作中の時が流れ、吉川さん演じる成人期のソースの物語に繋がります。 ソース成人期では、どこかで見たことあるような超大作SF映画風ストーリーが展開され、ソースの設定は「さすらいの賞金稼ぎ」。魔王一味にさらわれたレイア……もとい、水原希子さん演じるエクストリーム姫を救うというストーリーになっていました。一応これで物語が完結したかと思っていたのですが、3月10日公開の動画および3月11日より放映されているテレビCMでは、空白だった青年期が描かれています。

■ガチのヒーローレジェンド藤岡 弘、が登場

 成人期が超大作SF映画風なら、こちらは完全に特撮ヒーロー風といったところ。

 青年期ではしょっぱなから、ソースの相棒で師匠が藤岡弘、さん演じる「レジェンド」であることが判明。藤岡さんは『仮面ライダー』1号を演じ、ヒーロー界の正真正銘レジェンドなので納得の配役です。

 さらに内容全体が実際の特撮番組を彷彿とさせる場面が多く、戦う場所は遊園地、ソース役の中川大志さんの姿も平成ライダー初期に登場してそうな雰囲気を醸していることから、ネットでは特撮ファンを早速ざわつかせていました。「あれ、これ○○ジャーじゃ」「映画1号」「不意打ちすぎて茶吹いた」などなど。

■変身に時間がかかりすぎる“ゆとりヒーロー”

 WEBではCMより尺ながめな120秒版が公開されていますが、冒頭から藤岡さん演じるレジェンドの台詞途中に勝手に飛び出してしまいます。台詞を途中で切られて目力強めで真顔になる藤岡さんの表情は必見!

 しかし、飛び出したにも関わらずそこは「ゆとり世代ど真ん中のヒーロー」(発表資料より引用)が故か変身に時間がかかりすぎてしまい、敵を食い止めるレジェンドから「おーい!!まだかーーー!!!」と叱られる場面も。変身にかかった時間を編集部で計測したところ、なんと約30秒もの尺が使用されていました……。なげーよ!

 変身完了後には今度はシュタッとレジェンドがバイクに変身!?「なんという藤岡弘、の無駄遣いでしょう……」というビフォー・アフターのナレーションが脳内に聞こえてきそうですが、ライダーからバイクにジョブチェンジしてもやはりレジェンド。全力でバイクを演じています。そして動画最後では敵に倒されたと思われていた藤岡さんが、柔道着姿で空から降ってくるという、これも藤岡さんの代表作の一つであるせがた三四郎を思い出すような場面も。



 ちなみに、レジェンドとの出会いを経て変身する形態は「ヤキソバン」ではなく、「U.F.O.仮面ヤキソボーイ」になるそうです。そして変身アイテムは、「U.F.O.ベルト」に「U.F.O.バックル(別売)」と、バックル別売りという点に妙なリアルさが醸し出されています。

 新CMは、2017年3月10日から日清食品公式YouTubeチャンネルで公開中。翌3月11日からはテレビCMで全国放映されていますので、特撮ファンのみならず気になる方はぜひチェックしてみてください。分かる人には吹き出すポイントがさらに多々あると思われます。

(HideI)