結婚しただけで逮捕…レトロファッションも学べる、愛の実話映画『ラビング』

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「レトロシック」「レトロギーク」など、ここ数年、レトロスタイルはもはやファッションの新定番になりつつあります。あなたはレトロテイストをオシャレに取り入れていますか?

“映画で美活”をモットーに活動している映画美容ライターである筆者が、ナチュラルなレトロスタイルのお手本にしたいと最近思ったのが、3月3日に公開された映画『ラビング 愛という名前のふたり』。

◆白人と黒人の結婚は違法な時代が!アメリカで起きた実話

 リチャード(ジョエル・エドガートン)とミルドレッド(ルース・ネッガ)は、彼らのラストネームである“ラビング(LOVING)”という名前のとおり、一途に愛し合う夫婦。一緒に家庭を育みたいだけなのに、1958年のバージニア州では異人種間の婚姻は違法だったのです。二人は異人種間でも結婚できるワシントンDCで結婚しますが、バージニアに戻ってくるなり逮捕され、州外へ追放されます。

 二人はワシントンDCで結婚生活を始めますが、故郷に戻りたい一心からミルドレッドはロバート・ケネディ司法長官宛に一通の手紙を書くのですが……。この作品は、ラビング夫妻が愛をかけて法律と闘う感動の実話です。

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 静かに心打たれる本作。物語にリアリティと花を添えるのが、ナチュラルでレトロな衣装です。

◆1:ボウタイワンピはレトロスタイルの基本

 ボウタイがついたトップスやワンピはレトロスタイルの定番。ベーシックなブラウスもボウタイがついているだけで、女性らしさが格上げされますよ。

◆2:白襟ワンピで気分はお嬢様!

 いつものセーターやワンピに付け襟をオンして、レディライクなオーラを纏いましょう。デコルテが少し開いた白襟なら、首元が華奢見えします。ゆるっとしたまとめ髪にすると、首元がほっそりと際立つので小顔効果もばっちりです。

◆3:柄×柄コーデはソフトな色合いでまとめて

 ダサおしゃれな“レトロギーク”スタイルを完成するには、柄×柄コーデは鉄則。とはいえ、ちょっと難易度が高そうだし、女性らしくなさそうですよね? 作中のミルドレッドと彼女の妹・ガーネットのファッションは、柄×柄コーデを女っぽく着こなしているので要チェック。

 柄×柄コーデで失敗しない秘訣は、色味を抑えること。ソフトな色合いのベージュ、ブラウン、グレー、アイボリーなどでトップスとボトムスをあわせると落ち着いた印象になります。また、ストライプ×チェック、小さな柄×チェックの組み合わせがオススメ。ボトムスをタイトスカートにすると、レトロギークも気品あるナチュラルコーデに一変しますよ!

 ミルドレッド役のルース・ネッガは今年のアカデミー賞主演女優賞にノミネートされ、惜しくも受賞を逃しましたが、愛の一瞬一瞬を美しく紡ぎ出す本作は珠玉のラブストーリーに仕上がっています。ぜひ“大人のレトロスタイル”を堪能しながら、「信じることの大切さ」をしみじみと感じて下さいね。

<TEXT/此花さくや>

映画『ラビング 愛という名前のふたり』
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