健康な髪を育てるには頭皮の状態が重要です。よく言われているように頭皮が硬いのはハゲる原因になるのでしょうか?

頭皮が硬いと、育毛環境が悪くなる

ヘアサロンでシャンプーをされた時、「頭皮ガチガチですね」と言われてドキっとしたことありませんか? 頭皮が硬いと髪の毛に悪いのは事実。硬い頭皮は毛髪に下記のような影響を与えると考えられます。

<硬い頭皮が髪の毛に悪い2大理由>

理由1 血行不良
ストレス、眼精疲労による頭皮の筋肉のこわばりなど、血行不良になると頭皮の弾力がなくなり、硬くなります。血行不良ということは、髪の成長に欠かせない栄養成分も届かないということ。髪の育成に悪い環境になってしまうのです。

理由2 毛穴の脂詰まり
健康な髪が生えてくるのは毛穴から。そこに、必要以上の皮脂が溜まって詰まってしまうと、髪の通り道がふさがれ、細い髪しか育たなくなってしまいます。弾力のある頭皮なら、毎日のシャンプーで毛穴を揉み上げるように洗うだけで、余分な皮脂をスッキリ洗うことができます。逆に、頭皮が硬いと、皮脂を取り除くことができないので、育毛の妨げはもちろん、頭皮トラブルの原因にもなります。

自分の頭皮の硬さを正しくチェックするには

健康な頭皮は柔らかく、押すとふんわり押し戻ってくるような、弾力があるものなのだそう。ただし、頭皮の硬さには、個人差があります。そのため、人と比べて自分は硬いと判断するのは間違い。普段の頭皮の状態を知り、硬くなっないか定期的にチェックするのがベストです。

<頭皮の硬さ セルフチェックのやり方>

1. 顔全体が映るサイズの鏡を用意して、その前に座る。
2. おでこを人差し指で触り、上下左右に皮膚を動かす(1cm程度皮膚が動くはず)。
3. 耳の上あたり(側頭部)の頭皮を同じように触り、上下左右に動かす。
4. つむじのあたり(頭頂部)の頭皮を同じように触り、上下左右に動かす。

このセルフチェックで、おでこの皮膚が動いた幅と同じくらい(約1cm)、側頭部と頭頂部の頭皮も動くのがベスト。人によっては、側頭部や頭頂部のどちらかだけが硬いという場合もあります。硬い場合は、頭皮マッサージや、ブラッシングを取り入れて、頭皮の血流を促しましょう。また、頭皮が硬くなる理由には、眼精疲労や、肩・首のコリがあげられます。頭皮を直接ほぐすこと以外に、頭皮のまわりにある凝り固まった筋肉をほぐすことも、間接的に頭皮環境の改善につながります。ぜひ、取り入れてみてください。

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと