何気ない瞬間にふわっと香る加齢臭。「あれ、もしかしてクサい?」と不安になったことありませんか? 実は年齢に関係なく、頭皮から加齢臭がすることがあるんです。その原因と改善法をご紹介します。

臭いの原因は間違ったケアや食生活かも

一般的には、年齢を重ねた男性から発生するというイメージの加齢臭。皮脂が酸化・分解されると、ノネナールという物質が生成。加齢とともにノネナールの生成量が増えるため、年をとるとにおいが強くなります。でも、この加齢臭、日頃のケアによっては、女性はもちろん、若い人にでも発生することがあるんです。「あれ?臭うかも」と感じたら、下記の項目を見直してみましょう。

<頭皮が臭う時はココを見直して>

・朝、シャンプーをしている
加齢臭の原因物質ノネナールを生成させるのは、活性酸素です。臭いを気にして、出かける前に洗髪する人も多いかもしれませんが、これは逆効果。朝、洗髪すると必要な皮脂がまだ分泌されておらず、頭皮は無防備な状態で外出することになります。すると頭皮に紫外線がダイレクトにあたり、活性酸素が発生。臭いの元になります。髪の育成のためにも、洗髪は夜に行うのがベストです。

・皮脂が洗いきれていない
頭皮を守る働きがある皮脂ですが、皮脂は時間が経つと酸化して臭いのもとに。意外と、シャンプーしてもしっかり洗えていない人が多くいます。シャンプーを泡立てた後、頭皮を洗っている時間が短すぎるのもひとつの原因です。約1分間を目安に指の腹を使って地肌を揉み上げるようにして洗いましょう。毛穴の脂までスッキリ洗え、臭いの予防はもちろん、髪の成長にもよい頭皮環境が作れます。

・ゴシゴシ洗いすぎ
前述した項目と真逆ですが、臭いの元となる皮脂を気にして、過剰に洗いすぎるのも考えもの。皮脂は頭皮を守る役割も担っています。皮脂を取りすぎると、頭皮がうるおい不足と判断して、さらに皮脂を分泌するという悪循環に。1日1回以上のシャンプーをしない、爪を立てて洗髪しない、アルコール系などの洗浄力の強いシャンプーは避けるなどで、洗いすぎをストップしましょう。

・ドライヤーを使わない
髪のためにドライヤーの熱はNGと思っている人もいるかもしれませんが、濡れた髪をすぐ乾かさないと、頭皮や髪が臭います。髪が濡れていると、頭皮も湿った状態。これでは臭いの元となる雑菌が、頭皮に繁殖しやすく。さらに、濡れている髪は、まわりのにおいを吸着します。洗髪後は、すぐに乾かさないと、頭皮、髪ともに臭いやすくなってしまうので注意して。

・肉を食べることが多い
食生活も臭いに大きな影響を及ぼします。肉ばかり食べる偏った食生活では、動物性脂肪の摂取過剰に。すると臭いの元になる成分が体内にたまり、頭皮の臭いはもちろん、体臭も強くなってしまいます。また、肉の脂質は、皮脂の分泌を活発にさせることも頭皮の臭の原因に。肉だけでなく、魚、野菜、海藻、ナッツ類などをバランス良く摂るように心がけましょう。

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと