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Unicode Consortiumは3月9日(米国時間)、「The Unicode Blog: Unicode 10.0 Beta Review」において、次のバージョンのUnicode 10.0で実施される変更点や新しく追加される機能などについて伝えた。Unicode 10.0ではいくつかの変更が行われることになっており、Unicode Line Breaking Algorithmn、Unicode Text Segmentation、Unicode Identifier and Pattern Syntaxが変更を受ける見通し。さらに、Unicode Vertical Text Layoutが標準の一部として取り込まれる点が注目される。

そのほか、Nüshuを含む4つの新しいスクリプトの追加、56個の絵文字の追加、CJK表意文字の大幅な拡張、285個の変体仮名の導入などが注目される。変体仮名は平仮名の字体の1つで、現在では限定されたシーンで使われており、一般的には使われていない。これまで変体仮名はデータとして定義されていなかったため利用することが難しかった。Unicode 10.0からは変体仮名も使えるようになる。

また、Unicode 10.0で縦書きテキストレイアウトが標準に取り込まれる点も注目される。日本語文章は縦書きが使われることも多い。こうした縦書きのレイアウトが標準に取り込まれることで、今後縦書きの利用が進むきっかけの1つになるだろう。

(後藤大地)