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Automatticは3月9日(米国時間)、「Google Launches Invisible reCAPTCHA|WordPress Tavern」において、Googleが試験的に提供を開始している新しいCAPTCHA技術「Invisible reCaptcha」を利用するためのWordPress用プラグインを取り上げた。WordPressは現在Googleが提供しているreCaptcha v2のアーリーアダプタでもあり、「Invisible reCaptcha」に関しても早期に機能を提供するものと見られる。

「Invisible reCaptcha」はGoogleが現在試験的に提供を行っている新しいCAPTCHA技術実装。これまでのCAPTCHA技術は人間かプログラムかを見分けるために、人間に対して文字列の判別や音声の聞き分け、画像の読み解きといった操作を要求するが、「Invisible reCaptcha」ではそうした操作が不要とされている。人間かプログラムかはバックグラウンドで自動的に判別されると説明がある。どのようにして判別を行っているのかなど、技術的な詳細は発表されていない。

「Invisible reCaptcha」はユーザーに明示的な操作を要求しないことから、従来CAPTCHA技術が使われていた部分のみならず、あらゆる入力操作で利用されることが想定されているようだ。この技術の適用範囲が広がることで、これまでプログラムが自動的に行ってきた操作を一定の割合で抑制できるようになるものと見られる。

Googleが現在提供しているreCaptcha v2 APIは、Googleの提供している音声認識APIを悪用することで、プログラムベースで欺くことが可能であることがすでに指摘されている。こうした技術はイタチごっこになりやすい。「Invisible reCaptcha」の実装がどの程度の強度を持ったものであるか、今後の発表に注目しておきたい。

(後藤大地)