10日、仏国際放送ラジオ・フランス・アンテルナショナル(中国語電子版)は、「中国海軍は南シナ海での軍事能力を引き上げ、艦船を確認したら追跡し、飛行機が来れば妨害する」との記事を掲載した。写真は天安門。

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2017年3月10日、仏国際放送ラジオ・フランス・アンテルナショナル(中国語電子版)は、「中国海軍は南シナ海での軍事能力を引き上げ、艦船を確認したら追跡し、飛行機が来れば妨害する」との記事を掲載した。

トランプ米大統領は1月の就任後、海軍能力を引き上げると表明した一方、台湾との関係ではあいまいな態度を取り、南シナ海情勢の緊迫化を招いている。しかし、中国は弱腰にならず、海軍幹部は海と空の双方の軍事能力引き上げを明言している。

ロイター通信や中国メディアによると、中国海軍副参謀長の王維明(ワン・ウェイミン)氏はこのほど、「南シナ海では艦船を確認したら追跡し、飛行機が来れば妨害する」と表明。突発的事態に対応する能力を保持すると強調し、「海軍の艦船は量、質ともに向上を続けている」と自信を示した。さらに、中国の自主設計による国産空母について、船体部分はすでに完成しており、現在設備や安全装備を取り付けている最中だとした。

中国メディアは「南シナ海への外国船舶の流入増を受けたもので、米海軍を意識した発言だ」と報道。ロイター通信は「中国海軍は今年、船舶の数、質、性能などを過去最高にするだろう」と予測した。仏AFP通信は、北朝鮮のミサイル発射を受け、日米が東シナ海で合同演習したと報道。日本が中国との間で尖閣諸島(中国名・釣魚島)の領有権問題などを抱えていると伝えた。(翻訳・編集/大宮)