裁判中、弁護士のズボンから炎(出典:http://www.telegraph.co.uk)

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よりによって放火犯を裁く法廷でその事故は起きた。被告人の弁護士のズボンから炎が吹きあがり、法廷はもう大騒ぎ。ポケットの中の電子タバコが発火したものとみて原因調査が進められている。

フロリダ州マイアミ・デイド郡で今月8日、クラウディ・チャールズという48歳の男が車に放火したとして第二級放火罪に問われていた裁判が開かれた。チャールズの無罪を信じ、陪審員に向かって熱っぽく最終弁論を行っていたスティーヴン・グティエレス弁護士だが、なんと自身がその場で火災に見舞われた。彼のズボンの右ポケットから炎が上がったことを『マイアミ・ヘラルド』紙などが伝えている。

発火の原因については現在も調査中だが、重要な書類を焦がしたり周囲の人を巻き込んだりする危険性もあっただけに、今後は裁判所への電子タバコの持ち込みについても議論がなされるのかもしれない。たとえば空の旅においても電子タバコに起因する発火事故が起きており、現在では多くの国の航空当局は電子タバコの機内持ち込みを禁じるか、持ち込み方法に厳しい制限を設けるなどしている。

充電が可能なリチウムイオン電池が使用されている電子タバコ。携帯電話と同様、発火や爆発事故が世界各地で多発しているが、喫煙に関する諸問題を解決するという優れた目的で生まれた電子タバコだけに、それを愛用する者が白い目で見られるようでは意味がない。消費者が信頼できるブランドの商品を購入することはもちろん、事故防止のためにバッテリーの改良を早急に行っていただきたいものである。ちなみにその裁判はチャールズ被告に有罪判決が言い渡されて閉廷したという。

出典:http://www.telegraph.co.uk
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)